MES2024 ポスターアワード

界面化学化学研究室の中筋 渉さん(M2)が、”ガラス上の酸化グラフェン層形成による高密着無電解銅めっきの開発”に関する研究で、エレクトロニクス実装学会「MES2024 ポスターアワード」を受賞しました。

MES2024では、ポスター発表の申し込み者の中から選考された14件の発表が行われ、その中で本研究を含む2件がポスターアワードを受賞しました。​このアワードは、エレクトロニクス実装学会の規程に基づき、優れたポスター発表に授与されるものであり、受賞は研究の独創性や技術的貢献が高く評価されたことを示しています。​本研究では、難めっき材料であるガラスに対し、酸化グラフェンを複合材とした触媒の担持を行うことで、高周波帯の伝送損失低減が期待できる高密着な新規無電解銅めっき法を開発しました。

本成果は、アメリカ化学会の表面・界面の国際誌『Langmuir』誌にも掲載され、国際的にも高く評価されています。