ゼミ生活を振り返って(6期生 永田晴規)

執筆者:永田 晴規(6回生)

こんにちは!奥村ゼミ6期生の永田晴規です.私は関西大学社会安全学部を卒業しました.このブログでは大学生活の大半を占めたゼミ生活を振り返り,ブログを読んでいる皆さんに奥村ゼミの強みをお伝えします.拙い文章で恐縮ですが,温かい目で読んでいただけると幸いです.

奥村ゼミの強み

 私がゼミ生活を過ごしている中で感じた奥村ゼミの強みは2つあります.

 1つは,”真面目”に卒業研究に取り組むことです.奥村ゼミでは3年生の夏休みに卒業研究のテーマを決め,そこから約1年半の歳月をかけて研究を行います.しかし,ほとんどの人は初めて研究に取り組むため,何から始めたら良いのか,どうやって進めていけば良いのかなど,当時は全く分かりませんでした.そのような時,奥村先生や先輩からアドバイスをいただき,研究する上で外してはならないポイントや発表する際のコツを修得することができました.そして,最も私が真面目だと感じた点は,「ゼミ室に行けば,先輩や後輩を問わず,誰かが研究をしている」ことです.授業がある平日はもちろん,授業のない土日祝にゼミ室へ行っても,誰かが研究をしていました.そんな環境があったからこそ,課題にぶつかったとき,先輩や後輩の垣根を超えて気軽に相談することができました.また,研究だけでなく,授業や就職活動にも全力を注ぎ,時には他愛もない話をして笑い合うゼミ室の雰囲気が,ゼミ生全員の目標に向かって頑張る源泉になったと考えています.

 2つ目は,研究以外にも全力で取り組むことです.サッカーやボーリングをはじめとしたスポーツ,新入生歓迎パーティーや卒業生送別会などの宴会はもちろんのこと,2023年度は高槻ミューズキャンパス祭や関西大学統一学園祭への出店を行いました.特に,統一学園祭は関西大学のメイン行事であり,はじめは出店することへの不安やためらいが非常に大きかったです.しかし,ゼミ生同士で話し合い,「ゼミで新しいことにチャレンジしたい」という想いが一致し,出店を決意しました.準備には2か月もの時間を要し,正直なところ苦労の連続でした.しかし,ゼミ生全員がそれぞれ力を発揮し,看板の制作や食料の調達,その他さまざまな準備を協力しながら進め,統一学園祭当日は無事にそうめん(温かいそうめん)を出店することができました.社会安全学部のゼミが統一学園祭に出店することは稀なことであり,友人だけでなく,高槻ミューズキャンパスの職員さん,そして奥村ゼミOB・OGの方々から「美味しい!」というお言葉をいただくことができ,出店して本当に良かったなと感じています.そして,この経験をゼミ生活の思い出として残すことができて大変嬉しく思います.

奥村ゼミの後輩へ

 このブログを読んでいる後輩の皆さんにメッセージです.ゼミ生活は2年間しかありません.卒業研究に全力で取り組むことはもちろんですが,それ以外の非日常的なチャレンジをたくさん経験してほしいです.ゼミ生の誰かが「○○したいな.」と口にしたら,それをどんどん実行に移してください.失敗しても大丈夫.きっと研究だけでは学べない大切なものを得ることができると思います.

最後に…

 関西大学を卒業し,私たち6期生は春から社会人となります.新たな出会いにワクワクしている一方,仕事や私生活に大きな不安を抱えていることも事実です.しかし,奥村ゼミで出会った仲間たちがいれば,どんなことでも乗り越えられる気がします.加えて,奥村ゼミの卒業生はこれからもどんどん増えていきます.年代を超えて,奥村ゼミの仲間たちが集まる時間を作れたらいいなと思いながら,このブログを終わりにします.Good luck!

奥村先生と記念撮影