プロフィール

1980年京都府亀岡市生まれ.京都大学(工学部地球工学科)で土木工学を学ぶ.同大学院修士課程(工学研究科)を修了後,博士課程(情報学研究科)に進学.断層破壊の複雑さを考慮した津波シミュレーションを実施し,当時最先端だった地震学の知見を津波工学に融合した防災研究により08年に博士(情報学).

その後,阪神・淡路大震災記念人と防災未来センター研究員となり,分野横断型の共同研究や東日本大震災では政府現地災害対策本部への支援事業に従事.12年からは,京都大学大学院地球環境学堂助教.巨大津波災害研究には津波工学と地震工学の融合が求められると考え,避難シミュレーション技術の開発,杭基礎RC建物の津波応答に関する研究に着手.活動を国外に拡大し,ハワイ大学の客員研究員として日米共同研究を実施したほか,ASEANやチリなどの大学とのネットワークも構築.

174月から本学に着任.南海トラフ巨大地震などの将来の巨大災害を見据え,災害関連死に関する研究や異なる種類の危機事象を横断的に分析する研究に着手.また,国内外で活躍できる社会安全学分野の人材育成を目指す.また,多様な専門性をもつ企業との共同研究,地域活性化と防災・減災の両立を目指したまちづくり支援などの活動に力を入れる.

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学歴

  • 2003年(平成15年) 3月京都大学 工学部 地球工学科 卒業
  • 2005年(平成17年) 3月京都大学大学院 工学研究科 都市環境工学専攻 修士課程 修了
  • 2008年(平成20年) 3月京都大学大学院 情報学研究科 社会情報学専攻 博士後期課程 修了

職歴

  • 2008年(平成20年)4月 公益財団法人 ひょうご震災記念21世紀研究機構 人と防災未来センター 専任研究員
  • 2012年(平成24年)4月 京都大学大学院 地球環境学堂 助教
  • 2017年(平成29年)4月 関西大学 社会安全学部 准教授
  • 2022年(令和04年)4月 関西大学 社会安全学部 教授 (〜現在)

客員教授

  • 愛媛大学(2022年4月〜現在)(同准教授 2019年11月〜2022年3月)

非常勤講師

  • 京都大学 工学部地球工学科 / 情報学研究科(2017年〜2020年)
  • 神戸学院大学 現代社会学部(2015年以前:学際教育機構)(2013年〜現在)
  • 鹿児島大学(2022年7月〜2023年3月)
  • 徳島大学 全学共通教育センター(2014年)
  • 関西大学 都市環境工学部(2009年〜2013年)
  • 兵庫県立大学大学院 シミュレーション学研究科(2012年〜2013年)
  • 富士常葉大学(2011年〜2012年)
  • 国立和歌山工業高等専門学校 環境都市工学科(2009年)