H. Dong, L. Zhong, Y. Cheng, H. Yu, Y. Xie, W. Yao, Y. Guo*, H. Kawasaki
A study on the PEG-assisted stability of spherical nucleic acid constructed by the freezing method
Colloids Surf. A Physicochem. Eng., 28, 133349(2024).
DNA修飾金ナノ粒子(SNA)の調製に用いる凍結法は、迅速で簡便ですが、粒子が凝集しやすいという欠点があります。本研究では、ポリエチレングリコール(PEG)が、ポリアデニレートDNAおよびチオール化DNAで修飾した金ナノ粒子(polyA-SNAとHS-SNA)の安定性に与える影響を検討しました。実験結果から、PEGの分子量と濃度がSNAの分散性やDNAの結合量に大きな影響を与えることが確認されました。また、DNA鎖の長さが増加すると、SNAの吸着効率が低下し、粒子サイズが変化する傾向が見られました。
本総説は,GUO Yahui (School of Food Science and Technology, Jiangnan University)教授との共著論文です。