模擬店で「そうめん防災」

2023年6月18日(日),関西大学高槻ミューズキャンパスにて,キャンパス祭が開催されました.
奥村ゼミでは学生たちが模擬店を出し,日頃の研究成果を実践する場として「そうめんの炊き出し」を行いました.手早く調理ができる「暖かいそうめん」です.私も茹で要員として学生たちと参加しました.

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結果,5時間半で378食も売れました.高槻のキャンパス祭の模擬店は,多く売れても200食くらいだと聞いていたので,学生たちの熱意と「あわじ」ブランドの強さがこのような結果につながったのだと嬉しく思います.

災害時に炊き出しをされている方々の大変さを身をもって理解することができた
災害が発生すると,1つの避難所に数百人が生活されます.約400食を5時間半もかかっているようでは遅すぎます.せめて1.5倍程度の速さが求められると思います.次への課題です.火傷などの事故が発生しないように,いかに効率を高めるか.

そうめん備蓄やそうめん炊き出しの魅力を確信し,それをお客様にご紹介する最高の機会になった
お待ちいただいているお客さんに「そうめん備蓄」の意義を解説したリーフレットを配布し,学生たちが説明しました.防災講演会には参加しないような多くの方々に防災を考えるきっかけを提供できたと思います.