【活動報告】初めての学会発表、そして熊本へ!|第58回地域安全学会研究発表会(春季) 2026年5月15日〜16日

学生ブログをご覧の皆様、こんにちは!
奥村ゼミM2の上野です。

2026年5月15日・16日に開催された「第58回地域安全学会研究発表会(春季)」に参加してきました。今回は発表に加えて益城町の巡見もあり、盛りだくさんの2日間となりました。

巻き返しの一歩へ!初めての学会発表

実は今回が、私にとって初めての学会発表でした。(発表タイトルなこちら

同期や後輩が先に学会発表デビューしている中で、勝ち負けの世界ではないとわかりつつも、「自分も頑張らなきゃ」「ここから巻き返したい」という気持ちがありました。

今回、発表の機会をいただけたことで、ようやく自分も一歩踏み出せたような気がしました。準備の段階では不安もありましたが、それ以上に「今できることを出し切りたい」という思いが強かったです。

(ちなみに、後輩が昨年の学会発表の様子をブログに書いてくれています。その記事に登場する「体調不良の先輩」は、実は私です(笑)。ぜひ併せてご覧ください! 記事はこちら

いざ本番!まさかの最終発表者!?

熊本に到着してからはずっとそわそわしていました。今回は参加する学生が私一人だったこともあり、少し心細さもありましたが、同期や後輩から応援のLINEをもらい、とても励まされました。

会場に入ると、普段の学内発表とは違う空気感に少し圧倒されました。私はかなり緊張しやすいタイプで、今回も例に漏れず心臓がバクバクしていたのですが、発表前にマイクランナー(質問やコメントをする聴講者にマイクを持って行く係)をすることになりました。会場内を動き回っているうちに時間が進み、緊張する暇があまりないまま、自分の発表を迎えられた気がします。これはかなりラッキーでした。

そして、いよいよ自分の発表です。学内発表ではトップバッターになることが多かったのですが、今回はまさかの最終発表者。壇上に上がって客席と向き合うと、照明の当たり方や会場の雰囲気がいつもと全く違い、ピアノのコンクールの舞台に立っているような気持ちになりました。

発表中のことは、正直あまり覚えていません。気づいたら終わっていた、という感覚でした。先生から「よかった」と声をかけていただいた時も、まだ頭は真っ白でした。

その後、一人で熊本のまちを歩きながら、ようやく少しずつ振り返ることができました。質疑応答では、自分の引き出しの少なさを感じる場面もありましたが、それでも今の自分が準備してきたことは出し切れたと思います。初めての学会発表として、とても大きな一歩になりました。

発表の様子

ちょっと小話:熊本のご飯も満喫しました

学会発表だけでなく、熊本のご飯も楽しみました。

お昼には熊本ラーメンを食べ、夜には馬刺しをいただきました。先生と二人でご飯を食べる時間もあり、研究の話だけでなく、いろいろな面白いお話を聞くことができました。緊張続きの一日でしたが、こうした時間も含めて、とても印象に残っています。

現地の空気を体感!益城町巡見!

2日目には、熊本地震で大きな被害を受けた益城町を巡見しました。

まず訪れたのは、益城町櫛島地区です。まちづくり協議会の方から、被災当時の様子や、その後どのように地域で取り組みを進めてきたのかについてお話を伺いました。お話しくださった方がとてもエネルギッシュな方で、地域を自分たちで前に進めていく力強さを感じました。

次に、布田川断層帯の谷川地区を見学しました。ここは国の天然記念物にも指定されている場所で、世界的にも珍しいV字に交差して表出した断層を実際に見ることができます。地震の痕跡を「遺構」としてどのように残していくのかという議論もあり、とても考えさせられました。

最後に、益城町木山地区を訪れ、復興まちづくりセンター「にじいろ」と益城町役場を見学しました。「にじいろ」は、災害の記憶を継承するための場所であると同時に、住民の方々が日常的に交流できる場にもなっていました。また、益城町役場の展望台から区画整理事業が進むまちを一望することもできました。

布田川断層帯 V字型に表出した断層

おわりに

今回の学会発表と巡見を通して、自分なりの手応えを感じることができましたし、机に向かうだけではわからない現地の空気や、そこに暮らす人々の思いに触れることができました。

M2になってもうすぐ2か月が経ちますが、今回の学会発表で良いスタートを切ることができたように思います。今回の経験を糧にさらに研究を深め、発表や論文執筆にも積極的に取り組んでいきたいです。

最後になりますが、今回の発表にあたり、先生、家族、同期、先輩、後輩など、本当に多くの方に支えていただきました。いただいた応援や支えに、これからの研究成果で少しずつ返していけるよう頑張ります。

今後の私と奥村ゼミを、温かく見守っていただけるとうれしいです!