ハーバーランドの海景色

執筆者 奥村ゼミ3回生 豊澤弘八

11月23日、私はゼミの同期3人(川﨑、西川、藤岡)と奥村先生と一緒に、神戸のハーバーランド、メリケンパークを視察しました。当日はみな厚着だったのですが、とても天気がよく、上着を脱いで過ごせるほどでした。

私は、防潮堤は景観を壊すと考えていました。しかし、ハーバーランドの防潮堤は所々に光を通す透明のアクリルボード(?)が入っており、景観に配慮されていました。

神戸は防潮堤の海側エリアに商業施設や娯楽施設の開発が進んでおり、楽しい場所になっているのですが、今年9月に来襲した台風21号では防潮堤で守られていないそれらのエリアは浸水被害がでたそうです。

視察では、阪神・淡路大震災時の被災状況が今でも観察できるように保存されているメリケン波止場にも足を運びました。震災を忘れないために保存しているそうなのですが、私にはそこからどのように災害についての説明をするのかが難しく感じられました。しかし、震災当時、陸の交通網が麻痺していたため、このような海岸からサラリーマンたちが船で大阪まで出勤していたという話を聞き、当時の様子を想像することができました。仕事に行くのでさえ冒険のようですね。

阪神・淡路大震災で破損した港の調査の様子。右から奥村先生、西川くん、私、川崎くん、藤岡くん。

阪神・淡路大震災で破損した港。右から奥村先生、西川くん、私、川崎くん、藤岡くん。