執筆者:船木 洸佑(3回生),廣田 陽仁(3回生),高野 心愛(3回生)
はじめまして!今年度から新たに奥村ゼミに配属されました,新3回生の船木,廣田,高野です.これからどうぞよろしくお願いいたします.
さて,今回はゼミ活動の第一歩として,先輩たちから奥村ゼミでの過ごし方を学ぶ企画,「ゼミに入って,私たちこんなふうに変わりました!|先輩に取材」をお届けします!
先月,今年度第1回目のゼミがあり,私たちは先輩方にインタビューをさせていただきました.ご協力くださったのは,4回生の金澤さん,松川さん,鈴木さん,そして修士2回生の久世さんです.

Q1.こんな出来事に関心を払うようになったなんて,私変わったな.
――ゼミに入って気づいた自分の変化について、先輩方にお聞きしました。
先輩A
「前よりも防災に関心を持つようになりました。緊急地震速報やスマホの防災に関するニュースを、内容を意識して見るようになりました。遠くに出かけたときも、避難口や避難経路を確認するようになりましたし、日常生活でも『もし今、災害が起きたら』と考えることが増えました。」
先輩B
「防災に対する意識は,かなり高まったと思います。普段の生活の中でも,「ここは海抜何メートルなのだろう」「今,地震が起きたら危ないかもしれない」と考えるようになりました。また,ゼミで扱った研究内容と関連する出来事が実際に起こったこともあり,以前であれば関心を持たなかったようなニュースについても,自分から調べるようになりました。」
先輩C
「防災・災害分野の出来事に対して,自然と注意を向けるようになりました。特に,昨年9月にインドネシアでボランティア活動を行った経験は,自分にとって大きな出来事でした(関連記事はこちら)。帰国後,インドネシアで洪水が発生したというニュースを見た際には,「自分たちが訪れた場所の近くだ」と実感したことを覚えています。また,インドネシアで出会ったボランティアの方々から被害の状況やその後の様子を聞いたことで,遠い地域で起きている出来事も,自分と無関係なものではなく,身近な問題として考えられるようになりました。ゼミでの経験を通して,これまで見過ごしていた社会の出来事にも関心を持つようになったと感じています。」
先輩D
「ゼミでは津波避難について研究しています。例えば、その地域に住んでいない人や、帰省中・旅行中の人が地震に遭ったらどう行動するのか、という点に関心を持つようになりました。梅田にいて津波避難する場合には大阪城公園を目指すのが良いと思うのですが(私見)、現地にいる外国人の方がそれを知っているのか、といったことも気になるようになりました。さらに、ゼミで発表者にコメントしたり、ゼミ外ゲストスピーカーに質問したりする機会が多いので、自分から積極的に発言する習慣も身につきました。」
先輩方のお話を聞いて,防災を「自分ごと」として捉える姿勢がとても印象に残りました。これまで何気なく見ていたニュースについても,その背景や自分たちへの影響を考える視点が大切なのだと感じました。また,自分自身を振り返ると,これまでは分からないことがあっても質問をする機会が少なかったように思います。今回の取材を通して,主体的に学ぶ姿勢の重要性を改めて実感しました。今後は,積極的に質問を重ねながら,自分自身の理解をより深めていきたいと思います。
文責:船木
Q2.こんな業界に関心を払うようになったなんて,私変わったな
――奥村ゼミでの活動を通じて,どのような業界に関心を持つようになったのかについても,お話を伺いました.
先輩A
「ゼミで災害時における道の駅の利用可能性について研究したことをきっかけに,道の駅のように地域に拠点を持つ企業の役割に関心を持つようになりました。また,ドラッグストアでのアルバイト経験を通して,小売業界が防災に対してどのように関わることができるのかについても考えるようになりました。」
先輩B
「私はIT業界の企業への就職を決めたのですが,それ自体は特にゼミの影響を受けたものではありません。しかし,ゼミでの学びを通して,防災に関するシステムなど,IT業界が防災とどのように関わることができるのかに関心を持つようになりました。」
先輩C
「3年の4月の頃からコンサルなど幅広く様々な企業に目を向けており、最終的にはメーカーへの就職を決めました。ゼミで学んだことから、防災を絡めたビジネスをすることができたら理想的だなと思います。」
先輩D
「3年次には,ラジオでの活動を通して,防災は特定の業界に限らず,幅広い分野と関わることができると知り,就職活動の方向性について悩むようになりました。3回生の頃から就職を意識し始めていましたが,その段階で業界を一つに絞るのではなく,もっと視野を広げたうえで将来を考えたいと思い,大学院への進学を決めました。将来的には,県や国とも連携しながら,防災に関わる仕事に携わりたいと考えています。」
先輩方へのインタビューを通じて,ゼミでの研究活動の重要性を改めて実感しました.研究活動は,単に社会安全に関する知識を身につけるためだけのものではなく,自分自身の興味・関心に気づく力や,視野の広さ,知識の豊富さに基づいて柔軟に考える力を養うものでもあるのだと感じました.これらは,将来の自分の人生においても,きっと役立つ力なのだと思います.私自身も,今後の研究活動に真摯に向き合いながら,そうした力を少しずつ身につけていきたいと感じました.
文責:廣田
Q3.奥村ゼミに入ってどんな経験が自分の成長につながりましたか?
――ゼミ生活を1年間送ってきた中で、自身の成長につながった経験について伺いました。
先輩A
「昨年,子ども新聞プロジェクトに参加しました。そこでは,子ども記者である小学生たちが,自分たちの考えや思いをできるだけ具体的な言葉で表現できるように,どのような質問をすればよいのかを工夫しながら関わりました。その経験を通して,これまで苦手意識を持っていた「自分の考えを言語化すること」が,以前よりもできるようになったと感じています。」
先輩B
「ゼミ内での発表の際に、聞き手に自分の考えを正しく伝えられるように、スライドの作成や発表の仕方を工夫しました。その経験によって、『自分の考えを相手にわかりやすく伝えるにはどうしたらよいか』を意識できるようになりました。」
先輩C
「昨年,ゼミの活動でインドネシアを訪れました。現地の方々との交流を通して,これまで苦手意識を持っていた「場を盛り上げること」に対する考え方に変化が生まれました。以前は,自分から積極的に動くことにためらいがありましたが,「今,自分が行動すれば,その場がもっと楽しい雰囲気になるのではないか」と,相手や場の空気を意識して考えられるようになりました。その経験を通して,相手の立場に立ちながら,「今,自分にできること」を考えて行動できるようになったと感じています。」
先輩D 「今まで,グループ活動がうまくいかなかったときは,人のせいにしてしまうことがありました。しかし,ゼミ活動を通して,「そもそも運営方法に問題があったのではないか」など,全体の進め方や環境にも目を向けながら考えられるようになったと感じています。」
先輩方のお話を通して,ゼミ生活の中には,自分の成長につながる貴重な経験が多くあることを知りました。そのため,どのような経験も自分自身を高めることにつながると信じて,これから積極的にゼミの活動に参加していきたいと強く感じました。
文責:髙野
最後に
お忙しい中,取材にご協力いただいた先輩方,本当にありがとうございました。
お話を伺うまでは,ゼミでの活動に不安を感じていました。しかし,先輩方がゼミを通して多くのことを学び,自身の成長につなげてこられたことを知り,不安が和らぐとともに,これからの活動にも前向きに取り組みたいと思えるようになりました。
文責:全員
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