「熊本城の復旧」と「住宅再建」の二つの正義

執筆者 奥村ゼミ3回生 石川雄規

7月14日、15日に奥村ゼミ3回生4名は、子ども新聞プロジェクトというものに参加させていただき、神戸と熊本を訪れました。

このブログでは、特に印象に残った熊本城の再建のお話について書こうと思います。

私たちは実際に熊本城を訪れ、熊本城の再建を取材している朝日新聞社の方からお話を聞かせてもらいました。

熊本県は家を失い帰る場所がない住民が多くいる中で、熊本城の再建に力を入れています。熊本城の復旧に600億円という巨額な費用をかける前に住宅再建を優先すべきではとの議論もあるようでした。震災後、壊れた熊本城を見にくることで観光客が増えていることも事実であり、住宅再建と熊本城の復旧の兼ね合いが課題であるようです。

(被害を受けた熊本城の戌亥櫓(いぬいやぐら))

 

住宅再建も熊本城の復旧もどちらとも怠るべきものではなく、行政や住民のお互いの意見を尊重しつつ復興への調整をおこなって行くべきだと感じました。

 

(復旧作業中の熊本城とくまモンのだるま)