2022年の成果のまとめ


【2022年の実績】ミュオグラフィアーツプロジェクトは、ミュオグラフィとアートをきっかけとして、老若男女を問わず多くの人に最先端科学に興味を持っていただき、それが科学への理解や感動へとつながることを目標としています。また、特に若い世代には、科学やアートをより身近に感じ、将来の選択肢を広げるきっかけになることも期待して活動しています。2022年は、東京大学のミュオグラフィリベラルアーツプロジェクトと関西大学のミュオグラフィアートプロジェクトとの共同で、さらには駐日ハンガリー大使館および駐日欧州連合代表部による実行面での多大なる協力で以下のような活動を行いました。

2022年3月、コロナ禍のため延期しましたアート展を「リベンジ・ミュオグラフィアート展2021」と題してグランフロント大阪で開催しました。絵画、陶芸、書、京の鹿の子絞り、ドローン映像など多彩な展示に老若男女の676名の参加がありました。また、会場にはハンガリー大使館のホッスー・ホルテンズイア(ハンガリー大使館参事官)の訪問があり、国際的な交流を深めました。
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7月には、グランフロント大阪のナレッジキャピタル主催にて子供を対象とした「ミュオグラフィワークショップフェス2022」で講義をしました。保護者と小中学生26名の参加でした。
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10月には、JST主催のサイエンスアゴラにてオンライン講演「魅力ある科学ミュオグラフィをアートで描く」を行いました。視聴者は若者44名でした。
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11月には、JST主催のサイエンスアゴラの展示が東京のテレコムセンターで3日間開催され、我々のプロジェクトもハンガリー大使館ならびに欧州連合代表部の支援でミュオグラフィの基礎と応用、それらのアートを展示しました。多くの若者、研究者、大使館関係者の来場がありました。
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11月には上記と並行して、上野恩賜公園の噴水広場で「創エネ・あかりパーク2022」があり、駐日ハンガリー大使館ブースにて子供向けミュオグラフィアートの展示を行いました。全体の来場者は14万人にも達し、多くの方々が我々の展示会場にも訪れました。
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12月には、田中宏幸先生の主催するMUOGRAPHERS2022の大会(ミュオグラフィ総会、シンポジームなど)が2022.12.13から12.15の3日間、オンラインで開催されました。我々のアートチームは、「ミュオグラフィに関するアートとアウトリーチ」のセッション(GENERAL ASSEMBLY Ⅲ)にて9名が参加して発表を行いました。世界の科学者に「ミュオグラフィアート」を披露できたと思います。
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最後に2023年3月には、「ミュオグラフィアート展2023」を開催します。ここでは、これまでの絵画などのアートに加えて、ミュオグラフィ交響曲や歌なども紹介します。また、児童50名が初めて参加してくれ新たな展開が期待できます。
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古墳ミュオグラフィに関しては、日本で4番目に大きい岡山の造山古墳の透視を継続中です。地元のマスコミならびに住民から多くの期待が寄せられています。
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