第42回土木史研究発表会優秀講演賞(学生)受賞

3年ぶりの対面開催がかなった、第42回土木史研究発表会。
当研究室からは、6/19(日)10:30~11:45のハイブリッド型セッション「災害2」において、
M1の小西が以下のタイトルで発表を行いました。

小西佑典、林倫子「水害履歴を踏まえた水防建築「段蔵」の減災効果の検証 ー高槻市南部の低地を対象としてー」

発表中の様子。対面とオンラインのハイブリッド形式のため、会場には20名ほどでしたがオンラインでも聴講いただいていました。

この発表について、優秀講演賞(学生)を受賞しました!

「初めての口頭発表で最初はとても緊張しました。
 しかし、聴講していただいた先生方が、発表前からとても優しく接してくれたので、思い切って精一杯発表する事が出来ました。
 いくつか反省点はあるものの、現時点での自分の力を出し切れたと思っています。
 各先生方々からも貴重なアドバイスをいただいたので、今後の研究の参考として活用できるように頑張っていきたいと思います。
 そして、光栄な事に優秀講演賞(学生)をいただきました。
 まさか自分がこういった賞をもらえるとは思ってもいませんでした。
 ただ、自分の研究が多くの先生方に良い評価をしていただけたことはとてもうれしく思います。
 指導してくださった林先生にも感謝の気持ちでいっぱいです。
 この賞を糧にこれからもより中身のある研究を進めていきたいと考えています。
 最後に自分の拙い発表を聞いてくださった方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。」
(M1小西)

林としても、何と言いますか、感慨深い学会でした。

コロナ禍の中、オンラインで学会を継続開催してきたわけですが、
やはりオンラインですと、発表会の合間や打ち上げ時の「雑談」が出来ない。
この「雑談」、研究者にとって非常に意義のある情報交換の場であり、自身のモチベーションの源であったり、
人生において重要な要素だったのだと、あらためて気づかされました。
会場入りできなかった方もたくさんいらっしゃったので、対面でお会いできた人数は少なかったですが、
しかしみんな事あるごとに「やっぱり対面開催いいよねえ」とつぶやいておりました。

ハイブリッド開催の実現は、土木史発表小委員会の先生方や学会の方々の大変なご苦労の上に成り立っていたものです。
本当にありがとうございました。
また来年もどうか、皆様にお会いできますよう。(それまでにまたいい研究をしておかないと!)
(林)