土木学会土木史研究発表会が、上記期間で開催されます。
当研究室からは、6/25(日)10:45～12:50の「歴史的構造物の保全・維持管理（企画セッション）」セッションにおいて、
林が以下のタイトルで発表を行います。
林倫子・尾﨑茉央・安室喜弘・窪田諭・加藤直子「龍ケ池揚水機場の井戸構造」
昨年度卒業生、尾﨑さんの卒論の内容です。
土木学会選奨土木遺産にも認定されている、日本最初期に建設された農業用揚水機場、龍ケ池。
この明治期に手掘りされた池（＝井戸）の内部の構造を点群データ化して把握し、
歴史資料と照らし合わせて、現存井戸施設の歴史的価値を初めて明らかにした、という内容です。
龍ケ池は、現在、補修が必要な状態で、その方針を検討している最中でもあります。
他に類する施設がほとんどないので、ぜひ皆様からその歴史的価値、補修方法などについてもご意見を頂き、
議論を深めたいところです。
なお、龍ケ池については、来月に豊郷町でシンポジウム開催予定です。
別記事で紹介しますが、現地見学も行いますので、ぜひお越しください！
（林）