3/22(火) 学位(修士)記授与式

後列中央、左から、戸田君、清水さん、田近君です。

3月にしては非常に肌寒く、雨の降る中でしたが、
関西大学大学院博士前期課程の学位授与式が執り行われました。

当研究室からは、清水さんが修了、
隣の環境研からは、田近君と戸田君が修了でした。

清水さんは学部時代から一貫して「地元のまちづくりをテーマにしたい」、
かつ、まちづくり団体の活動の原動力、思いはどこからくるのか?という疑問を持ち続けていました。
先達がなかなかいないため、既往研究の「型」に合わせて研究するということが難しく、
何をもとに、何を証明すればいいのか、という研究の立ち位置さえも一から自分で考える必要があったため、
「苦しい」時間が長かったとのことです。

その中に、コロナ禍、そして指導教員の休業なども運悪く重なったので、
特にM1の間は非常に悩んだのではないかと思います。
おそらく、もっとしたかった活動、行ってみたかった場所なども、たくさんあったと思います。
しかし、与えられた条件下で諦めずにコツコツと研究を積み重ねていったものが、
最終的には修士論文となった気がします。
正直、私は類似研究を見たことがないので、これがどのように世の中に評価されるのか、
もしくはされないのか(笑)、わかりませんが、
清水さんと教員と二人三脚で考えて生み出してきた作品として、並々ならぬ思い入れがあります。

就職してからも、内容を学会発表するべく考えているとのことなので、
そこまではもう少し頑張って、この2年の成果を世の中に問うてみれればいいなと思っています。

社会に出てからも、いろいろな場面で清水さんらしく、一歩一歩着実に、歩んでいってください!
また飲み会で楽しい話を聞かせてください。

(林)

おめでとうございます!