新型コロナウィルスの影響で、様々な行事が中止されています。
本学でも卒業式は中止されましたが、4回生への卒業証書授与を、研究室にて行いました。
景観研究室の2期生にあたる6名、環境マネジメント研究室の7名が、卒業いたしました。
毎年恒例の祝宴もできず、構内への下回生の立ち入りも禁止されている中で、
他の年度ではなかなか経験できないような卒業の場となりました。
しかしこんな世の中だからこそ、日本の社会を支える仲間、同士として、
これからもがんばっていただきたいと切に願います。
卒論に取り組んだ1年間は、おそらく、辛く苦しい時間が多かったと思います。
何をすべきかを自ら考えられる、「自由」ゆえの苦しさ。
頑張ってきたことが直ちに成果として表れない苦しさ。
自分の成果が（教員や先輩に）ダメだしされてしまう辛さ。
「苦しいことしかなかった」とスピーチしている学生もいたほど（笑）
しかしその苦しい中に、理不尽と思える中に、自分なりのやりがいや喜びを見いだせることが、
「仕事をする楽しさ」なのだと思います。
満足のいく成果がまとまる。人に褒められる。感謝される。仲間と励まし合う。
きちんと頑張って積み重ねた仕事の中には、様々な大きさの喜びが隠れていたはずです。
それを少しでも味わって、卒業していただけたのならよかったなあと、思います。
卒業生からは、美しい花束や贈り物のベビーグッズをいただきました。ありがとう。
この騒動が落ち着いたら、OB会でも開いて、改めて乾杯したいものです。
皆さんの未来に幸あらんことを。
なお、景観研究室では、担当教員の都合により、2020年度は新規の4回生配属が行われません。
2020年度は、M2とM1の二人のみが在籍し、環境マネジメント研究室とともに活動していく予定です。
いつもと違う一年になりそうですが、みのり多き一年になりますように。。。