選奨土木遺産「鴨川・賀茂川河川構造物群」銘板設置

令和元年度土木学会選奨土木遺産に認定されました、
「鴨川・賀茂川河川構造物群」の銘板が、鴨川河川敷に設置されました。

・三条大橋下流右岸スロープ下
・半木の道・北山大橋側入り口
・四条大橋下・鴨川ギャラリー

に、それぞれ設置されたそうです。

当初は、3/19(木)に、三条大橋下流の銘板設置個所にて、
選奨土木遺産の認定書授与式が開催される予定でしたが、
新型コロナウィルスの影響により、式典が中止となってしまいました。。。
お近くにお立ち寄りの際は、是非一度ご覧になってください。

三条大橋より少し下流、右岸側のスロープ脇に設置されていました。(2020年3月18日撮影)

授与式はなくなってしまいましたが、代わりに、京都土木事務所にて、
M2栢原君の修士論文の成果報告を行いました。
4回生から修士までの3年間での彼の研究成果は、この遺産認定の根拠資料として大いに活かされました。
鴨川の維持管理業務に携わる職員様はじめ、10名ほどの方にお集まりいただくことができ、
報告後には貴重なご意見を賜りました。
ここまでの一連の鴨川研究は、同事務所の職員様方より多大なご協力をいただき実現したものです。
景観研究室として、今後も引き続き、頑張って参りたいと思います。

成果報告後、北山大橋左岸側、半木の道入り口に設置された銘板前で、
M2栢原君と職員さん方と、記念写真を撮りました。

新型コロナウィルスの影響でいつもより静かな京都市内でしたが、
鴨川べりでは、散歩や散策を楽しむ方々が多くみられました。これからは桜もきれいな季節ですね。
なお、鴨川では七条大橋も選奨土木遺産になっておりますので、
そちらの銘板も探してみてください。