7/13(土)第13回歴史都市防災シンポジウム

第13回歴史都市防災シンポジウム@立命館大学衣笠キャンパスにおいて、
以下の論文を発表してまいりました。

林倫子・昌子知正・大窪健之・金度源
「地域コミュニティにおける水害伝承の実態―滋賀県甲賀市信楽町勅旨区を対象として―」

関西大学赴任前、立命館大学の現・防災まちづくり研究室所属時の調査結果を発表します。
先日の土木史研究発表会でもお話した、地元の方々の水害伝承の生成過程に迫ろうとした論文です。

フロアから、災害を伝承していくことの意義、次世代に語り継ぐための実践についてコメントを頂き、
セッション終了後も貴重な情報交換をすることが出来ました。

この水害履歴調査は6年目になりますが、
最近は歴史研究と社会実践との融合、未来志向の歴史実践について考えることが多くなりました。
なんとか少しでもよい研究&活動にしていきたいものです。

久しぶりに立命館大学衣笠キャンパスにお邪魔しました。
帰りにバスで祇園祭の準備中の風景をみました。こんなに涼しい祇園祭は久方ぶりではないでしょうか。
薄暮のなかに浮かび上がる鉾に、癒されました。
(林)