2/15(金)-16(土)特別研究(卒業研究)発表会

少し日があいてしまいましたが、2018年2月15日~16日にかけて、
関西大学都市システム工学科の特別研究(卒業研究)発表会が開催され、
景観研究室からは、第1期生7名が発表を行いました。

発表者および論文タイトルは以下の通りです。

 鎌田大幹「富士山から享受する文化的サービス価値の地域性 ―静岡県内の公立小学校校歌を題材として―」
 中島郁弥「環境影響評価における文化財への配慮の観点 ―近畿地方の府県および政令指定都市の環境影響評価の事例を題材として―」
 藤原就斗「鴨川風致地区における昭和初期の京都府の行為許可と行政指導の実態」
 濱田美知瑠「伊勢市おはらい町修景地区における門前町景観に対する来訪者の嗜好性 ーInstagram の投稿写真を題材にー」
 吉田智則「毛馬桜之宮公園における桜のネットワークの形成過程に関する研究」
 荻野幹「京都鴨川の風致に配慮した河川構造物の遺産的価値に関する検討」
 中村亮太「水害リスクを考慮した持続可能なまちづくりの方針の検討 ―滋賀県米原市村居田地区を対象として―」

12月初めの岐阜大との合同ゼミから、徐々にギアを上げ、
論文提出および発表会まで走り抜けてきました。

生まれて初めて取り組む「卒論」。
わからないことだらけで、暗闇を手探りで進むような気持ちだったと思いますが、
各地で様々な人に働きかけながらデータを集め、それを整理・解釈して新しい事実を発見し、
それを他者に説明するための論理構築をし、日本語表現を学び、
プレゼンテーション技術を学び・・・と、沢山のハードルを越えてきました。

発表会当日は、それらの努力の成果がよく表れていたと思います。

発表後は、環境マネジメント研と合同で打ち上げ。過去最高の盛り上がりでした。二次会も…
(環境マネジメント研のInstagram)

今後は、発表会にて指摘されたポイントの修正、
次年度の学会に発表するための論文執筆や、
研究にご協力いただいた方々や共同研究者への成果報告、
そして、次年度以降の後輩に研究成果を引き継ぐための研究データ整理を終え、
いよいよ卒業です。