【活動報告】『そうめん防災』模擬店 @統一学園祭2025

執筆者:齋藤圭悟・岡林里咲(奥村ゼミ 4回生)

こんにちは!奥村ゼミ4回生の齋藤と岡林です。

この度、2025年11月1日(土)・2日(日)の2日間、関西大学千里山キャンパスで開催された統一学園祭にて、奥村ゼミは6月のキャンパス祭に引き続き「あったかそうめん」を出店しました。


奥村ゼミでは、「そうめん防災」に関する研究を行っています!
▼こちらもぜひご覧ください
・そうめん防災の意義はこちら
・水を無駄にしないそうめん調理の実験はこちら

過去の「そうめん防災」模擬店
・2025年春 関大高槻ミューズキャンパス祭 こちら
・2023年秋 関西大学統一学園祭 こちら
・2023年春 関大高槻ミューズキャンパス祭 こちら


“そうめん防災” 1日目の様子

9月から企画を進め、10月には看板づくりや備品の買い出しなど、ゼミ生全員で協力しながら準備を進めてきました。
その結果、2日間で540食を販売し、大盛況となりました❗️

ちなみに、2日間とも気温が高く、あたたかい気候でした。☀️
「あったかそうめん」は気温によって売れ行きが左右されるのでは…💦と少し心配していましたが、結果的には 気温に関係なく多くのお客様に来ていただけました!

特に印象的だったのは、夕方の時間帯です。日が落ちて少し涼しくなってくると、まるでお昼のピークと同じくらいの勢いで注文が入り、列ができるほどでした。
「夕方のほうが食べたくなる!」という声もあり、時間帯によるニーズの違いも感じられる結果となりました。

“そうめん防災”を支える舞台裏──奥村ゼミの模擬店運営風景 (宣伝編)

また、当日は 時間帯やお客様の反応に合わせて、宣伝文句も工夫していました。

午前中には、「食べはじめには、胃にやさしい“そうめん”を!」と、
軽く食べられる点をアピールしながら呼び込みを行い、

夕方になると、「やっぱり締めにはそうめんを!」と、
1日のラストにぴったりの温かさを売りにした声かけへチェンジ。

メンバーでワイワイ言いながら宣伝文句を考え、楽しい雰囲気の中で呼び込みを行っていました!そのおかげか、お客さんとの距離も近くなり、結果として客足が夕方にも途切れず続きました。

今回ご協力いただいた企業様

柏木製麺所(淡路島・南あわじ市福良)

6月の関大高槻ミューズキャンパス祭に続き、今回も柏木製麺所様に最上級「手延べそうめん(黒帯)」をご提供いただきました。
淡路島の特産品として知られるこのそうめんは、世界でも高く評価される逸品です。」

お客様からは
「いつも食べているそうめんと全然違う!」
「コシがあって本当に美味しい!」
と、多くの喜びの声をいただきました。

模擬店で提供した淡路島産高級そうめん
“そうめん防災”を支える舞台裏──奥村ゼミの模擬店運営風景 (調理編)

日本BCP株式会社

大容量蓄電池のご提供

今回は、前回よりもさらに強力な大容量蓄電池を貸していただきました。
そのおかげで、2台の電気ポットを長時間連続運転することが可能となり、調理が驚くほどスムーズに進みました。

【運用状況】
・1日目:6時間連続運転 → 使用量70%
・2日目:残り30%でピーク時2時間運転
→ 2日間の出店を安心して乗り切ることができました!

2日間の調理を支えた“”静かな主役 ― ポータブル蓄電池
“そうめん防災” 2日目の様子
なんと!サプライズで奥村先生が来てくださいました✨

「そうめんの炊き出し」を終えて

今回の模擬店を通して、改めて そうめんの備蓄・炊き出しとしての魅力と有用性 を実感することができました。
キャンパス祭に続き、より多くの方々に「そうめん防災」を知っていただけたことは、私たちにとって大きな成果です。

そしてまたひとつ、ゼミでの忘れられない思い出が増えました。

最後に、模擬店の運営に協力してくれたゼミ生のみんな、そして多大なるご支援をいただいた企業・関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。

今後も奥村ゼミでは新たな取り組みに挑戦していきます。
そして、この「そうめんの炊き出し」が来年以降も続いていくことを願っています。

参考:奥村ゼミのそうめん関連記事 こちら