オープンキャンパス2019:2018年西日本豪雨 同じ被害をくり返さない!

執筆者 奥村ゼミ4回生 西川 智裕

6月23日、グリーンキャンパス(オープンキャンパス)が開催されました。高校生に学部を紹介するイベントです。今年の来場者数は338名で、去年よりも130名増えたそうです。

奥村ゼミではいつものゼミの様子を見学してもらいました。ゼミ生28名が3、4回生混成の4グループに分かれ、大阪北部地震と西日本豪雨のどちらかの教訓についてプレゼンしました。私は西日本豪雨のグループのリーダーを務めました。

私たち現4回生は、初めて後輩たちと一緒になって課題に取り組みました。彼らも積極的に貢献してくれました。たとえば、高校生にも分かりやすいように、写真を入れることや専門用語を減らすことなど、発表のアイデアを色々と提案してくれました。

発表では、まず、岡山県の調査結果から、そもそも「水害時に避難する」という考えを持っている人が少ないことに気づき、意識改革の重要性を指摘しました。さらに、岡山県に関しては、高齢者などの避難できない人たちへの対策が急務であると考えました。そこで、私たちは、平時から地域コミュニティでの交流を通して、いざという時に助け合える関係を築くべきだと提案しました。

私たちのゼミでは、過去の災害について徹底的に調べ、「同じ被害を繰り返さないためにはどういう社会にしなければならないか」を考え続けています。来てくれた高校生にはその雰囲気を感じてもらえたのではないかと思います。

私たちのグループで、高校生へプレゼンする3回生山口 沙織さん