田中 潤一 教授 Junichi Tanaka
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教員紹介
京都市で生まれ育ちました。中学・高校・大学は大阪に通っていました。私の専門は教育哲学と呼ばれる領域ですが、私の研究テーマは2つあり、1つは「知識の生成と習得論」、もう1つは「道徳教育の理論と実践論」です。人間はどのように知識を産み出し、そしてどのようなプロセスで知識を獲得していくのかを研究し、実際の授業論たとえば授業構成や発問の仕方などの学習理論に役立てようと考えています。また道徳教育では、道徳教育の意義や道徳科の授業方法について研究しています。また大学教員としては、これまで主に教員養成を担当してきました。栄養教諭の教職課程(3年半)、中・高の音楽・美術の教員養成(約3年)、工業科教員養成(約3年)、小学校の教員養成(5年半)を担当してきました。教員採用試験の面接指導、模擬授業対策などに力を入れ、教職教養の筆記試験対策などもおこなってきました。
ゼミの進行
田中ゼミは2020年4月にスタートしました。最初に数回プレゼンの練習をしてもらいます。現代の教育問題、教育哲学、教員養成の論文を数点読んで、他のゼミ生にも理解できるようなプレゼンをして、そして議論をしてもらいます。その後、学生みなさんが自分の興味にもとづいて調査、研究をしてもらいます。広く教育に関係するテーマであれば、なんでも結構です。またインターゼミの共通研究にむけて、ゼミ生みんなで相談して、調査・研究をしてもらいます。3年生の冬頃には、卒業論文のテーマを決定してもらいます。共通研究のテーマと関係なくても構いませんし、広く教育や文化に関する内容であれば結構です。研究を通して、物事を粘り強く探求し、自分の意見を持ってください。そしてゼミで友人とのディスカッションを通して、自分の意見を高めてください。このような学術的な姿勢を身につけていただくことができれば、社会人になってからも役に立つと思います。
過去の卒業論文タイトル
前任校では、広く教育に関する卒業論文を指導してきました。「道徳教育」、「旅行と教育」、「幼児期の音楽と教育」、「高校の運動部の研究」、「小学校における命の教育」「環境教育の現状」など幅広く指導してきました。
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