【説明】
この人形劇は、サンダーバーで有名な制作チームのリー夫妻と東大の田中宏幸先生が共同で制作したものです。これを関西大学ミュオグラフィアートプロジェクトとアーティストチームが受けて今回のイベント開催に至りました。
この映像は、海底でも位置決めできるミュオメトリーmμPSの科学的な内容を人形劇にしたものです。
mμPSでは、海底の隆起などが検出できる最先端技術です。
この人形劇では、海底火山噴火を未然に防ぐといった内容になっています。
【会場】
日時：2023.5.27（土）15:00-16:10
場所：グランフロント大阪北館２Fのアクティブスタジオ日時
内容：15:00-15:15 ミュオグラフィとミークシの紹介(角谷）
15:15-15:30 実際のミークシ映像を大画面プロジェクターで鑑賞
15:30-15:45 「サンダーバード」制作チームのリー夫妻の制作過程の解説
15:00-15:05 ごあいさつ
環境大臣政務官／衆議院議員 柳本 顕
15:50-16:10 田中宏幸先生他の方々が加わって対話
【参加者】
会場：47名
オンライン(Zoom)：18名
【詳細は下記HPも参考にしてください】
【mμPSのオリジナル論文】
【論文の解説】
東京大学の田中宏幸教授は、海のGPS(カ-ナビ)を実現する新しい技術を発明しました。2020.11.3のグリニッジ標準時間10時に公開。この新技術は、これまで海中の位置決めはソナーしかありませんでしたが、相対論的素粒子を使って高精度に位置決めする技術です。ミュオメトリと呼ばれるこの新技術を使って、相対論的ミュオンが水中でも真空中の光速度で伝播することを利用して海水条件に依存しない位置決めを行います。この3次元位置決め技術はmuPSと称しており、GPSが対応できない水中だけでなく、地下でも位置決め出来るので、カーナビが通用しない地下でも作動します。利用シーンとして、破局火山といわれる巨大海中カルデラや地震の巣と考えられているプレート衝突域における動きを察知するなどが考えられます。海の中では電波が到達しないので陸上のように位置決めする事は容易でなく、新たな技術としての活用を期待できます。
【連絡先】
角谷賢二（すみやけんじ）
090-8140-1901
sumiyakenji5@gmail.com
国際美術研究所所長／国際ミュオグラフィ研究所所員
【ChatGPTによる1000字くらいのLee夫妻他による制作過程の日本語要約】
私たちはSFミニ映画「Miikshi Cosmic Rays」を制作しています。この作品は、リンゼイとジャスティンという二人のクリエイターが手がけ、ミュオグラフィという技術とその現実世界への応用に関心を持つ人々にインスピレーションを与えることを目指しています。
このプロジェクトでは、ミュオグラフィ研究の第一人者である田中宏幸教授と協力してきました。田中教授の情熱と専門知識を活かし、私たちはミュオグラフィ技術を使って水中の全地球測位や大規模な画像処理などのシーンを映画に盛り込んでいます。これにより、視聴者は未来の技術の可能性について考えるきっかけとなるでしょう。
映画制作には、パペット(人形）のキャラクターとセットのデザインに多くの労力を注ぎました。細部にこだわり、キャラクターたちに個性や生命を吹き込むために多くの時間をかけました。さらに、ミークシの世界では様々なガジェットやギズモが活躍し、ハンドルヘルドのトラクターホイールマルチツールなどが登場します。ミニチュア車両やセットなども使用し、映画の細部までこだわりました。
撮影では独自の手法を取り入れ、実際の環境を再現しました。光の使い方や照明の動きなどに細心の注意を払い、視覚的な魅力を追求しました。パペットたちがよりリアルに生き生きとした存在になるよう努めました。また、彼らが住む世界は私たちの現実世界よりもダイナミックであり、その特徴を表現するためにも工夫しました。
このような努力の結果、私たちは「Miikshi Cosmic Rays」というSFミニ映画を完成させました。この作品はミュオグラフィ技術の魅力を広めるだけでなく、視聴者に創造的なアイデアを提供し、未来の技術の可能性について考えさせるものです。私たちは作品を通じて人々の想像力を刺激します。
主催の関西大学の皆さま、ありがとうございました。このイベントをホストしてくださったグランフロント大阪の皆さま、ありがとうございました。クリエイティブな協力者、東京大学のMuographix田中宏幸教授、私たちの信じられないほどの素晴らしくて才能のあるグループの皆さまに心から感謝します。
そしてミークシを見てくれてありがとうございます。
【会場でのスナップ写真】
