東京大学国際ミュオグラフィ研究機構は、長期にわたりミュオグラフィによる桜島の透視を行ってきました。元になったミュオグラフィデータは、2,018年9月から2022年7月までの観測データです。関西大学他のチームはそのデータを使ってマグマの動きをCGで表現しました。このCGは、マグマの動きを約260万倍に倍速化したものです。
研究:東京大学国際ミュオグラフィ研究機構
田中宏幸 Oláh László
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動画:関西大学ミュオグラフィアートプロジェクト
郷原啓二 角谷賢二 林 武文
1.【ビデオでみるミュオン飛跡と桜島透視】
桜島ミュオグラフィー(mp4形式 2:00)
2.【桜島ミュオグラフィーのCG】
下記画像をクリックするとMuon飛跡のCGが立ち上がります。
30秒ほど待つとミュオンが現れます。
【PCでの操作方法】
1.マウスの左をクリックして動かすと、画面が動きます。
2.装置の動きは下記のテンキーで操作します。
Q:下へ動く。down
W:前に動く。front
E:上に動く。up
A:左に動く。left
S:後に動く。rear
D:右に動く。right
3.スペースキーで画面が変わります。Camera switching
装置の中から見た場合と装置の横から見た場合の2つの画面です。
4.ESCで終了します。exit
5.1でリセットします。reset
リセットするとミュオンが再び出るのに30秒ほどかかります。
【スマートフォンでの操作方法】
画面を2本指でタッチすると画面を動かすことはできますが、上記のPCのようには操作できません。
【関係する文献】
1] Oláh, L., Tanaka, H.K.M., Ohminato, T. & Varga, D. High-definition and low-noise muography of the Sakurajima volcano with gaseous tracking detectors. Sci Rep 8, 3207 (2018). https://doi.org/10.1038/s41598-018-21423-9
[2] Tanaka, H.K.M. Development of the muographic tephra deposit monitoring system. Sci Rep 10, 14820 (2020). https://doi.org/10.1038/s41598-020-71902-1
[3] Oláh, L., Tanaka, H.K.M. & Hamar, G. Muographic monitoring of hydrogeomorphic changes induced by post-eruptive lahars and erosion of Sakurajima volcano. Sci Rep 11, 17729 (2021). https://doi.org/10.1038/s41598-021-96947-8
[4] Oláh, L. et al. Muon Imaging of Volcanic Conduit Explains Link Between Eruption Frequency and Ground Deformation. Geophys. Res. Lett. 50, e2022GL101170 (2023). https://doi.org/10.1029/2022GL101170
[5] Tanaka, H.K.M., et al. Atmospheric muography for imaging and monitoring tropic cyclones. Sci Rep 12, 16710 (2022). https://doi.org/10.1038/s41598-022-20039-4