こんにちは!奥村ゼミ3回生の飯田茉夏です.
先日,石川県河北郡内灘町で液状化に関する調査を行いました.メンバーは4回生の木俣,平田,3回生の齋藤と私の4人です.
金沢駅に到着後,まずはお昼ご飯に甘エビラーメンをいただきました.その後,少し時間があったので鼓門を見学.想像以上に大きく,迫力がありました.


その後は,電車で内灘駅に向かいました.私以外の3人は別件の「盆踊りと防災の関係に関するヒアリング調査」を行うため別行動を.私はひとり鶴ヶ丘地区と大根布地区に向かいました.
同地区には下の写真のように地面に亀裂の入った場所が数箇所ありましたが,ここは内灘町の中でも被害が少なかったように見えます.しかし,複数箇所に地震の影響の大きさを物語る立て看板があり,印象的でした.途中で神社を見つけたので,立ち寄ってお参りもしました.




その後は向粟崎地区の海沿いを歩き,内灘駅へ向かいます.この日は雨で景色がどんよりしていたので,また晴れた日にビーチを訪れてみたいです.
内灘駅に戻った後,ヒアリング調査を終えた三人と合流し,被害の大きかった宮坂地区へバスで移動しました.以下に,同地区の液状化による被害の様子を写真でお知らせします.






宮坂地区を回った後は,電車の時間が近付いたため金沢駅へ.金沢駅についた頃には18時になっていたので,みんなで夜ご飯をいただきました.たくさん歩いた後の海鮮丼はこれまでに食べた中で一番美味しく感じました.普段はあまり海の幸を食べる機会がないため,とても幸せなひとときでした.
能登半島地震から一年が経とうとしている今でも修復が追いついていない現状に驚かされました.これまで被災地を訪れたことはありませんでしたが,実際に液状化の被害を目の当たりにして災害の恐ろしさ,悲惨さを実感しました.また,私が住む地域でも南海トラフ地震による液状化や津波の被害が予想されているため,さらに危機感を抱くきっかけとなりました.
被災地を訪れる機会は今後そう多くはないと思います.この貴重な経験を胸に刻み,これからの生活や学びに活かしていきたいと思います.