学生ブログを閲覧している皆様,こんにちは!奥村ゼミM2の高橋です.
先日,12/5-6に海洋研究開発機構 横浜研究所で開催された,第 14 回巨大津波災害に関する合同研究集会に参加してきました.奥村ゼミからは奥村先生と院生全員(M2山崎・高橋,M1八木・李)の5名が参加し,研究成果を発表してきました. 以下は,発表タイトルの一覧です
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介護サービス受給者に注目した東日本大震災時の気仙沼市の災害関連死の特徴 (八木)
中国における地震災害と交通事故の横断的分析 (李)
生活拠点別に見た災害関連死の特性分析 (山崎)
津波からの避難開始における論理判断型住民が直感判断型住民に与える影響の分析(高橋)
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今回は開催地が横浜で近いこともあり,前乗りせずに朝から新幹線で移動しました.ちょうどお昼時に最寄り駅に到着したので,まずは腹ごしらえ,ということでハンバーグを頂きました.その後は徒歩で会場まで移動し,合同研究集会に参加しました.M2山崎,M1八木・李は1日目の最終セッションでの発表でした(M2高橋は2日目の最初のセッションでした).
体感ではありますが,一昨年は機械学習が発表のトレンドだったように思えるのに対し,今年度は⾮地震性津波についての発表が多かったような気がします.トンガ火山の影響はかなり大きかったのだなと思いました.
また.最終セッションの最後の発表では,津波避難に関する研究発表があり,私の研究分野と近いこともあって特段興味を持って聴くことが出来ました.
このように,合同研究集会では津波に関するものであれば津波の計算から実験,避難の研究など,様々な分野の研究発表が行われています.学生ブログをご覧の皆様,学年や学部・大学院を問わず,興味があれば是非とも発表にチャレンジしてみてください!





合同研究集会1日目の終了後は,研究所内の別の部屋で懇親会が開催されました.他大学の同じ大学院生の方や,学部生の方々と親睦を深めることが出来ました.懇親会後は,折角横浜に来たので,ということで中華街へ!少し時間が遅かったのですが,その分雰囲気を味わうことが出来ました.神戸の中華街とはまた違う雰囲気があり,歩いていて面白かったです.あと,クリスマスが近いこともあり,各所でイルミネーションやライトアップがなされていて綺麗でした.




研究集会2日目は,私の発表が午前のセッションだったので,少し早めに会場へ向かいました.途中,桜木町駅に津波避難に関する看板がありました.見てみると,意外と海と山が近いことが分かります.横浜は坂が多いと言われていますが,「確かにそうかも」と思える看板でした.また,避難する際に目印となる建物も記載されており,避難の方向が理解しやすいよう工夫されていて,なかなか良く出来ているのではないかと思います.
私の学外での発表は,9月の金沢で開催された地震工学研究発表会以来でしたが,実はその間に学内では他大学との合同ゼミなどで発表する機会があり,今回はそのフィードバックを反映させての発表となりました.以前よりも良い発表が出来たのではないか,と思いますが,一方で音声トラブルなどもあり制限時間をオーバーしてしまったので,次回以降はそのあたりを改善できればと思います.
今年で14回目となる合同研究集会ですが,来年は関西大学 梅田キャンパスで開催されます.地元開催なので,奥村研究室から発表する学生が沢山いるといいですね.



研究集会終了後は,帰りの新幹線まで少し時間があったので,以前から乗りたいと思っていた京急線に乗ったり,少し足を伸ばして関西大学 東京センターを訪ねたりしてから帰途へ就きました.
学部4年生の時から参加している合同研究集会ですが,来年には大阪開催となります.私は来年度には既に社会人になっていますが,まだ研究でやり残していることがいくつかあるので,機会があれば参加してみようかなと思います.あとは,後輩がどんな研究をしているのかも気になるので,そのあたりを是非とも聴講してみたいところです.