論文公開:令和6年(2024年)能登半島地震による停電と災害関連死および企業生産活動への影響

2024年12月,論文が公開されました.

奥村与志弘,橋冨彰吾,寅屋敷哲也,中林啓修,河田惠昭,令和6年(2024年)能登半島地震による停電と災害関連死および企業生産活動への影響,自然災害科学,Vol.43,No.3,pp.449-458,2024.こちらから閲覧できます.

要旨
2024年 1 月 1 日に石川県能登地方でマグニチュード7.6の地震が発生した。この地震により280名以上の死者が出るなど,甚大な被害が発生した。また,被災地では各所で道路が寸断するなどし,停電の解消や被災者の救援に大きな影響が生じた。著者らは,現時点で入手可能な限られた資料を用いた文献調査を実施し,能登半島地震による停電の特徴と災害関連死および企業生産活動への影響を把握した。