学生ブログを閲覧していただいている皆様,こんにちは!奥村ゼミ3回生の山形,齋藤,赤坂です.
先日,南あわじ市で津波避難に関する1泊2日の実地調査を行いました.奥村ゼミの3回生全員と4回生木俣さん,久世さん,修士の李さん,山﨑さん,高橋さんが参加しました.インドネシアから2ヶ月限定で奥村ゼミに滞在されているSarahさん(バンドン工科大学の博士課程の学生さんです)も一緒でした.
11月16日(土)は,調査対象地域がどのようなまちなのか,また津波防災対策の進捗状況がどうなっているのかなどを,現場を見ながら確認しました.17日(日)は,早朝から津波避難訓練が実施され,私たちは住民の皆さんの避難行動に関するデータを入手させていただきました.2人1組になってそれぞれの持ち場につき,地域の皆さんが自宅から出てこられる様子や,集合場所で交わされる会話の様子,高台に向かい始めるタイミングなどを観察させていただきました.また,隣保長さん(10から20世帯で構成される住民グループのリーダー)から,参加者数の去年との違いなどについてもお話を聞かせていただきました.
多くのことを学びました.ゼミ生同士の仲も深まり,楽しく充実した2日間になりました!今回学んだことをこれからの研究に活かしていきたいです.
ここからは2日間の活動について,写真と共にご紹介します.
津波避難訓練の様子①.訓練は朝9時に始まりました.同地区では,隣保ごとに要配慮者のサポートを実施する計画があり,支援活動をする住民の皆さんが逃げ遅れないように,15分以内に高台に向かう約束があります.訓練でも,隣保ごとに集まってから15分以内に皆さんで高台に向かわれていました.
避難訓練の様子②.避難場所になっているのはこの高台.標高14.8mの高さまでは階段とは別にスロープが用意されていました.