執筆者:栗田直樹,松永翔吾(奥村ゼミ3回生)
アリーンさん(奥村ゼミ博士2年)に避難シミュレーションを習得するための夏期講習を開催してもらっています。希望すれば誰でも参加できます。が、説明はすべて英語です。
第1回(8月10日)は5名が参加し、シミュレーションに使う入力データの作り方を教えてもらいました!
方法はいたってシンプルです。
まず、QGISというソフトウェアを使って、デジタル地図から道路の点群データを作成し、各点の緯度・経度を抽出します。次に、MATLABという数値解析ソフトウェアを使って、それらのデータをメッシュに落とし込みます。囲碁の盤のようなものを想像してください。たくさんある四角の一つひとつに属性データというものを用意して、道路であれば0、道路でなければ1を入力していきます。下の写真の黄色の部分が道路を表しています。もちろん、それらのデータが自動で入力されるように作成されたプログラムを使います。今回はアリーンさんに書いてもらったプログラムを使わせてもらいました!
僕たちは今日までプログラミングとはまったくの無縁だったのですが、実際に作業をしてみて、仕組みは意外とシンプルだったのが驚きです!
次回も楽しみです!
アリーン先生、よろしくお願いします!!