研究室の理念
当研究室は、平成26年4月、微生物工学研究室から生物化学工学研究室へと名称を変更し、新たなスタートを切りました。
私たちは、健康で持続可能な生活に貢献するために、
- 微生物の能力を定量的、動的に解析する。
- 微生物の挙動を予測し、制御する。
- 微生物の機能を引き出し、産業的に応用する。
という工学的なアプローチで、メンバー仲良く楽しみながら研究を進めています。
研究概要
現在、微生物のはたらきを利用し、バイオマスからの高効率エタノール生産や新たな機能を持つプロバイオティクスの開発を目指し、次のテーマで研究を行っています。
- 固体連続併行複発酵システム(CCSSF)を用いたバイオエタノール生産
- バクテリアを用いた脱リグニン
- 固体併行複発酵に適したセルラーゼの開発
- 乳酸菌の共生と炭水化物への接着現象の解明と利用
- 腸管免疫系を活性化するプロバイオティクスの研究
- プロバイオティクスが産生する膜小胞の生理活性の解析
![](https://wps.itc.kansai-u.ac.jp/biocheng/wp-content/uploads/sites/153/2020/02/concept-CEO11.jpg)