若槻健ゼミ

若槻 健 教授  Ken Wakatsuki

教員紹介

島根県の山のなか、奥出雲町というところで生まれ、高校まで育ちました。映画「もののけ姫」のたたら場のモデルの一つと言われている山里です。その後大阪大学人間科学部、同大学院と進み、いくつかの大学を経て2012年4月に関西大学着任しました。研究テーマは、市民性教育、教育コミュニティづくり、学力格差の縮小などで、人と人とのつながりのなかで、子どもたちが育ち・学び、未来の地域を担っていく姿に注目しています。学校現場で、先生と授業をつくり、そのなかから学んだことを研究に還元しています。特に力を入れているのは、市民性教育の授業づくりと学力格差縮小の学校づくりです。
授業は、「学校教育論」「カリキュラム研究」「教育と文化の社会学」などを担当しています。また、全学の教職支援センター副センター長で、教育実習関連の科目も担当しています。
2児の父で自分なりに子育てもしています。そこから子育てや教育の理想と現実のせめぎ合いにも、少しは目を向けられるようになってきたのではないかと思っています。趣味はサッカー(下手ですが)で、見るのもするのも大好きです。2年連続で肉離れを起こしていましたが、今年は今のところ大丈夫です。

ゼミ

現3回生は、7代目ゼミ生です。ベッタリするのでもなく、緩やかにつながることのできるゼミであってほしいと思ってゼミをスタートしましたが、今年もそれに近いゼミになっているように思います。過去のゼミ研究テーマは以下の通りです。
2018年度「フリースクールとオルタナティブスクール」
2017年度「学校と地域の連携」(連携で学校をよくするために「LGBT」「部活」「発達障害」の3つの領域における連携を考える)
2016年度「LGBTについて」
2015年度「学校給食におけるアレルギー対応」
2014年度「院内学級について」
2013年度「スクールカースト」
2012年度「市民性教育」

来年度は、まちづくりのなかの学校、教育について考えられたらと思っています(ひとりぼっちのいないまちづくり)。可能であれば実践的なこともしたいです。

進路は、教職も民間もいます。

卒論

卒論のテーマは、
2018年度「子どもの好きな本と大人が薦める本」「肢体不自由生徒の体育の現状」「無料塾」「友情結婚」「部活動の今後」「部活動経験者と就職活動」「子どもは何をイジメと考えているか」「ヘイトスピーチ」など
2017年度「プロ野球選手のセカンドキャリア」「組体操の変化」「LGBTを学校で教える」「LGBTと子育て」「『夢追い人』の将来像」「塾長という仕事」「体育会キャプテンの感情労働」…
2016年度「スポーツ指導と体罰」「中学校におけるダンス教育」「中学校の武道必修化―少林寺拳法の事例から」「地域を活性化させる高校教育」「貧困と居場所」「第2言語としての英語教育の国際比較」…
2015年度「部活動のリーダーシップ」「女性が働き続けるための条件」「部活動の外部委託」「YouTubeを通じた音楽視聴」「雑誌に表れる理想の子ども像」「サッカーのサポーター」・・・
2014年度「小説にあらわれる女性のライフコース」「適応指導教室と学校の連携」「バイト敬語」「「父親の育児」「若者と音楽」「きょうだい関係の認知」・・・

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