日時:2024.11.7.
場所:山形大学理学部 (「サイエンスコミュニケーターB」担当教授:中森健之)
題目:「科学とアートの話。STEM教育からSTEAM教育への橋渡し」
内容:ゲスト講師中島裕司画家による講義とアート制作ワークショップ
中島画家の感想:山形大学・理学部で『サイエンスとアートの関わり』を2コマの授業で行いました。ミュオグラフィアートプロジェクトを核にパワーポイントで講義した後に、学生にミュオグラフィアート作品を描いてもらいました。実体験のほうが確実に身に付くと考えていたので、講義は半時間程度で済ませて、残りの時間を前半はアートの力を実感してもらうために抽象的な言葉(例えば、爽快、鬱など)の中から抽象表現で制作してもらい、完成すれば各自前に来てもらい、表現した絵が何を表しているかを感じてもらう体験をしてもらいました。少し解説して学生は真剣に聴き感じていました。その後、4グループに分けて、中森教授からミュオグラフィに関してもう少し具体的な解説をしてもらい、ミュオグラフィアート作品を共同制作してもらいました。すごくいきいきした表情で協力して制作していました。中森グループ3名も参加。
制作中、表現の工夫や独自性のことも伝えて、皆さんそれなりに頑張って制作していたのが印象的です。完成後グループごとに前に出て解説してもらいました。アンケートも書いてもらいましたが、思った以上にこういった取り組みの重要性を感じました。
今後もいろんな大学でできれば日本全国にミュオグラフィ拡がるのではないでしょうか。STEM教育では考えが収束してしまうが、STEAM教育でさらに柔軟性が持てることを伝えました。
ミュオグラフィアート(グループによる作品)
抽象画(想像を豊かにするための練習)