多摩美術大学美術館での展示と講演-「超高精細画像による絵画のデジタル展示と講演」角谷賢二所長-2018.5.19-6.17

一般に名画を鑑賞するには美術館に行って鑑賞するしかなったが、我々は名画を超高精細デジタル画像にすることで、新たなアート鑑賞方法を取り入れてきた。この方法によると、実物に極めて近い画像を超高解像度で見ることがができ、それらを4Kや8Kテレビモニターやプロジェクターに映し出して鑑賞することができる。そして、パソコンと連動することで画像を自由自在に拡大縮小ができ、作者の筆のタッチ、キャンパスの凹凸などを細かに観察できる。会場ではこの技術で撮影した中島裕司画家や学生たちのミュオグラフィアートを超高解像度でしかも非常に明るい(1万ルーメン)マクセルのプロジェクターで投影できる。新たな絵画の鑑賞方法として、パソコン/プロジェクターのシステムを自分で操作して体験いただきたい。角谷賢二記

 

角谷賢二講演風景「ミュオグラフィアートの魅力」 2018.5.20
超高精細デジタル画像の展示:マクセルの超短焦点プロジェクター、パナソニックの4Kパソコン、日立の名画ナビゲーションソフト使用
中島裕司博士の絵画を投影している様子 4Kパソコンから指で自由に拡大、縮小ができる