関大哲学倫理学専修では、新入生に向けて全専任スタッフによるモデル授業「学びの扉」を行っています。
各授業の梗概をのせた、新入生に配布する冊子の内容をご覧になれます。

「学びの扉」は文学部全体の科目へ

関西大学文学部哲学科は1999年度から「学びの扉」という授業をはじめました。
2004年度、関西大学文学部が総合人文学科1学科に改編することで、哲学科は哲学倫理学専修となりましたが、 総合人文学科1学科に入学する学生に対して、それぞれの専修を紹介する授業として、哲学科(-2003)=哲学倫理学専修(2004-)が 1999年からおこなっていた「学びの扉」は、文学部のすべての専修がそれぞれ提供する科目へと進化しました。

目的

大学は自分で自分を造る場です。何を選び、何を学ぶか、君自身の責任で決めることができ、また決めなくてはいけません。 でも、入門者には水先案内が必要。その手引きをするのがこの授業です。この授業をとおして、
(1)大学で学ぶとはどういうことか
(2)哲学科とはどういうところか
(3)どんな先生がどんな講義を展開しているのか
(4)哲学科ではどんな学問研究ができるか
を身をもって理解し、君の大学生活の展望を築いてください

特色

5名のスタッフ全員が、現在の研究テーマや学問を志したきっかけなどの話を織りまぜながら、専門に関する講義を 一回ずつ行います。毎回の講義後に質疑応答を行ないます。授業の全体は以下の4部から成ります。
Ⅰ ガイダンス
Ⅱ 講義
Ⅲ 先輩は語る
Ⅳ 全体の質疑

内容詳細

本ホームページにアクセスされた方にも、開講時に配布予定の小冊子「学びの扉」の内容の一端をご覧になることで、 関大哲学倫理学専修を少しでもわかっていただけたらと思います。
冊子には、各授業の内容概略と推薦図書・参考文献、新入生への一言が教員ごとに記されています。
ごらんになりたい教員の名前をクリックしてください。

担当者名 講義題目
木岡伸夫 直観と現実世界/風景としての世界
品川哲彦 自己と他者/倫理学は、今、何を問題としているか
中澤 務 古典との対話/遺伝子改造の倫理学
三村尚彦 現象学との出会い/心理療法と現象学
山本幾生 自己の死/VRを哲学する