歴史を多様に解釈し、仲間と議論する面白さを実感しています。

Mさん(2020年度3年次生)

高校で世界史の授業を選択したことをきっかけに、東西の歴史をもっと深く学ぼうと世界史専修に進みました。2年次秋学期の専修ゼミでは、自分が興味をもったテーマを選び、史料を調べて発表しました。私は中国の明の時代を取り上げ、地方社会と中央の政権の橋渡しの役目を担った“郷紳”について調べたのですが、時代背景を詳しく学ぶことで解釈が多様に広がり、定説とされる捉え方以外にも発想を広げ、ゼミ仲間と議論することの面白さを実感しました。また、ゼミでの質疑応答を通して、他の人の発表の趣旨を理解して問いを立てることや、他の人からの疑問を想定して発表資料を作るなど、研究の進め方も身に付いてきたと感じます。皆さんの中で歴史の好きな方は、さまざまな地域・時代を比較して学ぶ面白さを世界史専修で味わってみてください。