堀越宏一編『侠の歴史 西洋編(下)』(清水書院、2020年9月)

「俠」とは「おとこ気」や「いさみはだ」の男女、義に富み強きをくじき弱きを助ける人物のことです。歴史上の「俠者」から「これぞ」という生き方や死に様をした人物を精選してその生涯を叙述しています。『悪の歴史』の姉妹編。嶋中は19世紀初頭のリベルタン(冒瀆的な淫蕩者)作家を支えた「サド侯爵夫人」を執筆しています。

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