作者：吉岡三樹子
Mikiko Yoshioka
題名：「ミュオンの世界」
”World of Muon”
画材：染料、洗濯のり、墨、みょうばん（墨を洗濯のりで溶かして流す。初めての実験でした。効果は流れが重く、墨の変化が予想以上に面白く表現できたと思います。墨にはみょうばんも入れました。）
大きさ／制作年：H73cm x W53cm／2020
解説：宇宙から飛んでくるミュオンは、手のひらサイズに1秒間に1個の割合で降り注いでいます。また、大気圏で発生したミュオンは２μ秒で消滅します。しかし、だれも目で見ることができません。そんなミュオンの世界を新しい特殊技法（絵具とノリ）で描いてみました。
Muons flying from space are pouring into the palm of your hand at a rate of one per second. In addition, muons generated in the atmosphere disappear in 2 μs. But no one can see it by human’s eye. I tried to draw such a world of muons with new special techniques (paints and glue).