ミュオグラフィアート講演会 2017.6.6

 

 

 

 

 

高槻キャンパスで6月6日、総合情報学部がアートを適用した新たな科学研究の一環として「ミュオグラフィアート」の学部講演会を実施しました。
最初に、総合情報学部のクック先生、林武文先生からプロジェクト発足の意義や目的を説明したのちに、東大の田中宏幸教授が登壇され、ミュオグラフィの基本の話とそれの応用事例を説明されました。ミュオグラフィは、火山の内部観察、ピラミッド、古墳の空間解析に適していることの説明から、最近では、原子炉あるいは橋げたなどの内部構造解析に適用されつつあるとのことです。2つ目の講演である中島裕司博士の「アートとは?そしてミュオグラフィーアート」では、ご自身のアートへの熱い思いを語られました。そして、ミュオグラフィの実データをいかにアートに組み立てるかといったテクニックとご自身が最近描かれた絵画、ミュオグラフィアートをご披露いただきました。角谷が司会をさせていただきました。
学生、外部の聴講者含めて230人余りの方々が今後生まれるであろう新たなミュオグラフィアートに期待を寄せながら講演を熱心に拝聴しました。

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