高校生によるSAOSプロジェクトー宇宙線フラックス変動解析ー

 2023年11月から、早稲田大学田中香津生准教授の主宰する加速キッチン合同会社による高校生を対象とした宇宙線学の教育活動との連携を開始した。同社が企画した「高校生によるミュオグラフィ測定装置を活用した宇宙線フラックス変動解析」チームに造山古墳のミュオグラフィ計測データを提供した。データの議論は、地域がバラバラなのでZoomで行った。
 これをもとに研究を行った高校生の帝京大学可児高等学校サイエンス部杉本幸太郎君は、メンター山形大学理学部メンター赤尾亮伍君の支援により東海学院大学の若手研究発表会で奨励賞を受賞した(2023.12.9)。また、杉本幸太郎君は、高校生・高専生科学技術チャレンジと題した2024 Japan Science & Engineering Challenge(JSEC)に研究レポートを投稿中である。

【高校生のリベラルアーツ】
プロジェクト名:SAOSプロジェクト

実験場所:岡山市造山古墳
プロジェクト期間:2023.11.1~2024.10.9.

高校生 :帝京大学可児高等学校サイエンス部 杉本幸太郎(3年生 写真上段左)
メンター:山形大学理学部 赤尾亮伍(4年生 写真上段右)
指導者 :早稲田大学兼加速キッチン合同会社 田中香津生(准教授 写真下段左)
     早稲田大学本庄高等学院 大塚未来(教諭物理 写真下段右)
     国際ミュオグラフィ研究所兼国際美術研究所 角谷賢二(所長 写真上段中)
支 援 :東京大学ミュオグラフィリベラルプロジェクト
     関西大学ミュオグラフィアートプロジェクト


【研究レポート 2024.6.1.~2024.6.13のデータを使用】
著者:杉本幸太郎
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