円満寺山古墳

円満寺山古墳は、岐阜県海津市南濃町に所在する前方後円墳です。
関西大学では1967年に同古墳の発掘調査を行いました(1次調査)。2010年からは、史跡整備に向けての発掘調査を行いました(第2次調査~第6次調査)。
同古墳は縦に長い後円部を有した全長53mの前方後円墳で、川原石を用いた竪穴式石室と木棺直葬の計2基の埋葬施設が認められること、竪穴式石室には三角縁神獣鏡などの古墳時代前期を代表する器物が副葬されていたことなどが、これまでの調査の成果から明らかになっています。