【論文】「色覚多様性のしくみとユニバーサルな教材デザイン―教材にみるカラーバリアフリーの現状と課題―」

下記論文が公刊されました。

色覚多様性のしくみとユニバーサルな教材デザイン―教材にみるカラーバリアフリーの現状と課題―」『関西大学高等教育研究』第14号pp.19-32.

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要旨 本研究では、高等教育におけるカラーバリアフリーの現状と課題を明らかにするため、大学の講

義を対象に教材の配色を調査した。その結果、ユニバーサルデザイン化が十分に進んでいない実態 が明らかとなった。この結果をふまえて今後の課題を考察し、教育環境の適正化に資することを目 的として、色覚多様性が生じるしくみと、教材作成に役立つ色の知識を述べた。

キーワード 色覚多様性、ユニバーサルデザイン、実態調査、スライドの配色 / Diversity in Color Vision, Universal Design, Fact-Finding Survey, Color Usage in Lecture Slides

付記
本論文は、2021 年度関西大学学術研究員制度の 助成を受けた研究成果の一部です。Web版にはカラーで公開しています。