卒論・修論一覧

卒業論文

2023年度(第14期生)

  • 初対面の相手に対する「雰囲気」にはどのような要素があるのか
  • 裸足での歩行が状態不安と安心および爽快感に及ぼす影響
  • 物理的重量が心理的負担に及ぼす影響 ―「気が重い」「愛情が重い」「足が重い」「腰が重い」の観点から
  • 疑似的な自然環境は自律訓練法によるリラクゼーションを促進するのか ―森林の映像・鳥のさえずり・ヒノキの香りを用いて―
  • 大学生と社会人を対象にした趣味と先延ばし及びマインドフルネス特性との関連
  • コロナ禍前後での友人関係構築の手段と動機の変化
  • SNSにおける炎上への親和性と性格特性 ―ネット依存・共感性・シャーデンフロイデ特性との関連―
  • 普段の身体的姿勢と自尊・道徳観および身体感覚への気づきとの関連性
  • 聞き手のうなずき・相づちとその人の性格的魅力との関連 ―初対面同士の2人による自己紹介場面を想定して―

2022年度(第13期生)

  • セルフタッチによる皺眉筋の弛緩が怒りと不安に及ぼす影響
  • コンパニオンアニマルとの死別のイメージが幸福感と飼育態度に与える影響
  • 寒色系と暖色系の衣服が人の性格の印象に与える影響 ―夏と冬での比較―
  • コンパッション瞑想および役割固定法が援助行動・意欲に及ぼす影響
  • 自由意志と決定論の選好と関連する個人差変数 ―文化心理学的観点から―
  • VRを用いた自然映像視聴が癒しに及ぼす効果 ―座位と仰臥位の比較―
  • 数息観を用いたマインドフルネス呼吸法が感動体験や笑いへの同調に与える影響
  • 芸術作品の嗜好性と強迫性及び統合失調型パーソナリティ障害傾向との関連 ―絵画の抽象性と具体性,創造物のフィクション性の有無に着目して―
  • 趣味への没入度が課題への動機づけに及ぼす影響 ―「オタク」に対するイメージの変遷を踏まえて―
  • ジェンダーに関する性格特性と他者との身体接触との関連 ―性自認,性的指向,同性愛嫌悪感を中心に―
  • 新奇性追求傾向と内向性の両方が高い人の性格的特徴

2021年度(第12期生)

  • 性犯罪神話とSNSでの性的情報接触の関連性 ―男性への偏見の検討―
  • 「恋は盲目」なのか? ―恋愛感情の喚起が注意散漫に及ぼす影響―
  • 自己の身体部位と物体へのタッチが自尊感情に与える影響
  • 環境音に対するイメージと日常場面における聴覚の持続的注意 ―健聴者と聴覚障害者の大学生を比較して―
  • 自律訓練法の効果解説時のイラストの有無がリラクセーションに及ぼす影響
  • 「腐女子」のパーソナリティ ―日本と中国の大学生での比較―
  • 容姿コンプレッスクスを煽る広告が大学生の容姿劣等感に及ぼす影響―自己受容に着目―

2020年度(第11期生)

  • パッケージのカラーが商品の印象・購買意欲に及ぼす影響―甘い・しょっぱいお菓子の検討―
  • 青年期における理想及び現実自己と自己嫌悪感との関連
  • 笑い飛ばすと前向きになれる―笑いの傾向と主観的幸福感,レジリエンス,根性との関連性―
  • 養育は自己への関わり方を変える ―フォーカシング,マインドフルネス,セルフ・コンパッションとの関連―
  • サクサク音を立てて食べる人はサクサク仕事ができるのか? オノマトペで表現される咀嚼音のASMRが人物評価に及ぼす影響
  • 前傾および後傾姿勢が自身の気分と注意に与える影響
  • 好きな香りとパーソナリティ ―セルフイメージとの関係―
  • パーソナリティと量刑判断及び処罰感情との関連性 ―主要5因子・共感性・攻撃性との観点から―
  • 胎児・乳幼児に対する「かわいい」の知覚 ―弟妹への世話経験や我が子としての捉え方を中心に―
  • 甘いものをよく食べる人は「甘い」のか? ―菓子の摂取頻度や好み,自己への甘え,他者への信頼感と思いやりとの関連―
  • 「ち」と言うと怒りが増し,「あー」と言うと興味が増す ―母音と子音の発声が音読時の気分と文章評価に与える影響―

2019年度(第10期生)

  • 音楽の音程と懐かしさが時間評価と感情へ与える影響
  • 音環境が自己開示と気分に及ぼす影響 ―クラシック音楽及びダンスミュージックの歌詞の有無での比較―
  • マインドフルネスを用いた予防教育のための説明方略 ―効果の魅力度および説明の個別性の観点から―
  • ロボットおよび人工知能の外見が親近感に与える影響

※3年次秋学期は学術研究期間につき,山本佑実先生(非常勤講師)の指導

2018年度(第9期生)

  • 異なる感覚モダリティから想起される自伝的記憶とアタッチメントとの関連
  • 逆再生映像は気分を「巻き戻す」か過去のストレスに対する気晴らしと対処意欲の観点から
  • ゲーム・SNS・仮眠による休息が大学生の眠気と授業態度に及ぼす影響
  • 異性の親及びきょうだいとの関係性は大学生の結婚観に関連するか
  • 願い事の重要度が「おもかる石」の体感重量に及ぼす影響

※4年次秋学期は学術研究期間につき,山本佑実先生(非常勤講師)の指導

2017年度(第8期生)

  • 顔写真の呈示方法が目撃証言の正確性に及ぼす影響
  • 反戦キャンペーン動画におけるBGMの明暗が共感に及ぼす影響 ―解釈レベル理論を中心に―
  • 境界性人格障害者の自己語りの分析 ―当事者のブログのテキストマイニングを通して
  • 親からの自律性援助と子のジェンダー観との関連性 ―ジェンダー教育のあり方を見据えて―
  • カウンセラーの笑顔の有無と単純接触回数がその人物評価に及ぼす影響
  • 正座は授業中の眠気を緩和する ―あぐら及び椅坐位との比較を通して―
  • 整理整頓が時間管理と感情の整理へ及ぼす効果
  • 読書と共感との関連性 ―小説・漫画及び作家の性別の違い―
  • 食わず嫌いと人見知りは関連するか? ―食物新奇性恐怖・ビッグファイブ・刺激探求を中心に―

2016年度(第7期生)

  • 「恋は盲目」ではない:恋人の想起が視覚探索を促進する
  • 宗教の違いは知覚推論過程及び文化的価値観に影響を与えるか:浄土真宗・天台宗・キリスト教・無宗教の比較
  • 「可愛い系男子」の身体的・行動的・性格的特徴
  • 名前の珍しさ・由来の知識とパーソナリティとの関連性
  • 「ただしイケメンに限る」のか? 男性の身体的魅力が許容判断に及ぼす影響
  • 人の不幸は蜜の味か? シャーデンフロイデが味覚に与える影響
  • 空間的距離が映像への没入に与える影響:解釈レベル理論に基づいて
  • メディアの種類とそのときの姿勢が侵入思考と感情に及ぼす影響:マンガ・アニメ・小説を用いて
  • のどの渇きが「心の乾き」に与える影響:マズローの欲求階層説を中心に
  • 「胸に手を当てる」と心理的安静が高まる
  • ひらがなは「甘い」が,カタカナは「酸っぱい」:文字表記形態が飲料の味覚とその予測に及ぼす影響
  • 家族関係とパーソナルスペースの関連性

2015年度(第6期生)

  • 自傷傾向と皮膚感覚の感受性及び意識性との関連:触2点弁別閾,痛覚閾値,接触抵抗尺度,Body Awareness尺度,失体感症尺度を用いて
  • 筋緊張時の表情認知:否定的自動思考の観点から
  • 腕まくりが課題への動機づけと遂行に及ぼす影響
  • 日本の再生プログラムと矯正施設における処遇の現状
  • 感情を抑制・誇張する表情が他者への親しみやすさに与える影響:感情抑制傾向と表情表出の関連
  • モノへの執着と他者への執着との関連性
  • 「美人」がいれたお茶は美味しい
  • 「頭を冷やす」ことが冷静な判断につながるのか? 感情制御と意思決定の観点から
  • 黙読での口唇運動の有無および印字か自書かの違いが漢字の記憶に及ぼす影響

2014年度(第5期生)

  • 「二次元」の異性への興味と充実感及び精神的健康との関連性
  • 嚥下回数が感情状態や自己抑制に与える影響:「飲み込む」のメタファーに着目して
  • ワーク・エンゲイジメントとマインドフルネス特性及び相互協調性並びに時間評価の関連
  • 動物の外見の希少性・分布数・近接性とネガティブ感情との関係
  • 食感の違いが気分と動機づけに及ぼす影響―フワフワとバリバリの比較―
  • 同系色同士及び反対色同士の服がディベートの印象に与える影響
  • 「肩身の狭い」姿勢が謝意と自責反応に与える効果
  • 近づくと遠くなり、遠くなると近づく:腕の伸曲による接近回避の逆説的効果

2013年度(第4期生)

  • シャイネスのポジティブな側面:謙遜と協調性および共感との関連
  • タトゥーイング行為と自傷傾向との関連性
  • 身近な植物を由来とする慣用色名と実際の色の間の不一致とその要因
  • ガッツポーズを交えた集団のあいさつが気分と一体感に与える影響
  • 異なる文脈でのため息が注意と動機づけに及ぼす影響
  • 首を傾げる動作が社会的信頼と意思決定及び論理的思考に与える影響
  • おいしそうなものを見るとおいしい話に飛びつくか?:食欲喚起刺激が欲求に及ぼす影響
  • いちゃつくカップルを見ると「おなかいっぱい」になるか?

2012年度(第3期生)

  • SNS利用と自己愛的脆弱性及び友人関係の構築との関連性
  • 大学生を対象にしたファッションの系統と主要5因子との関連性
  • 大学生における出生順位と性格、生活スキルとの関連
  • シャイネスと開放・閉鎖の姿勢による対人距離と感情への影響
  • ストレス経験筆記後の動作が気分及びストレス対処に与える影響:「たまる」と「出す」のメタファーの観点より
  • 地に足を着けることが精神的安定及び緊張に与える効果
  • 背景色が精神的・身体的疲労感と作業能率に及ぼす影響
  • 物理的温度および無意識的・意識的思考が意思決定に及ぼす影響:頭を冷やすと冷静になるか?
  • 日常生活における行動の許容範囲と親の養育態度との関連性
  • 温度の希求性が向社会的行動に及ぼす影響:冷覚刺激が「温かい」行為を促進する
  • バタフライハグが感情とストレス反応に及ぼす効果:セルフタッチと深呼吸を組み合わせて
  • 浄土真宗の僧侶のパーソナリティと生きがい感:職業的僧侶と宗門校の大学生と一般大学生の比較を中心に
  • 日常的なノンバーバル行動に対する好感度とその性差
  • ソーシャルサポートの期待と向社会的行動へのデュシェンヌおよびノン・デュシェンヌスマイルの影響
  • 不道徳的な場面で喚起される感情に幼児図式が与える影響とその性差
  • アイデンティティの確立度合いと妬み及びその感情喚起後の対処方略との関連性

2011年度(第2期生)

  • 格助詞「ヲ」を省略した文章の自然性・不自然性が印象形成に及ぼす影響
  • 物理的重量が責任感に与える影響:からだ言葉の観点から
  • 摂食の態度とジェンダー・アイデンティティとの関係
  • 妄想的観念と宗教性、批判的思考との関連
  • 間食についての評価がストレスと主観的幸福感に及ぼす影響
  • 通常の臨書とマインドフルな臨書が感情と脱中心化に及ぼす影響
  • 電話越しのお辞儀の有無とその際の姿勢が及ぼす対自・対他の効果
  • 無表情認知における文脈効果と気分一致効果の検討
  • 触感の違いが人物評価と認知的柔軟性に及ぼす影響:「かたい」「やわらかい」というメタファーの視点から
  • 目線の高さや傾きによる乳幼児の印象形成
  • 子どもへの親和性と家族観・自己効力感及び自律性の研究
  • 不快な情動の回避が自己開示を伴う友人関係の形成に及ぼす影響
  • 数学好感度に影響する環境的要因

2010年度(第1期生)

  • 懐かしい映像・音楽の視聴が気分に与える影響:1990年代のテレビ番組を中心に
  • アタッチメントとSacred Objectの関連
  • 価値観が心理療法の効果に及ぼす影響:マインドフルネスストレス低減法とストレス免疫訓練法を比較して
  • 演劇経験と自己開示及びシャイネスの関連性:ドラマセラピーへの応用に向けて
  • サッカーにおけるゴールキーパーの状態がキッカーのパフォーマンスに与える影響
  • 漫才の視聴による笑いがもたらす気晴らし効果
  • 拍手とその文脈による感情への影響:身体心理学的観点からのアプローチー
  • マンガを読むことによるストレス低減効果
  • オタク的趣味が社会的スキルに及ぼす影響
  • 髪型による印象とパーソナリティの関係性
  • 詩を読むことによる気分変化
  • 仮想的有能感と対人感および肯定的評価の受容度の関連:対人不安傾向と他者から寄せられるほめ言葉の受容度をもちいて

修士論文

2023年度

  • M2 原鳴(Yuan Ming) ぬいぐるみ型クッションの開発とその「抱き」と「抱かれ」の心理的効果

2020年度

  • M2 猪伏慶人「グリットの構成概念と予測因子の検討ならびにその育成プログラムの開発」

2019年度

  • M2 福市彩乃「正座は他者にいかなる印象をもたらすか」

2014年度

  • M2 山本佑実「温度感覚が向社会性に及ぼす影響:単語一致および不一致仮説の検証」
  • M3 本元小百合「摂食行為が他者受容に及ぼす効果:身体化認知の観点から」
  • M4 加藤久美子「読書に伴う身体性が文章理解に及ぼす影響:触覚と運動感覚および視覚を中心に」

博士論文

  • 2022年度 D3 福市彩乃(日本学術振興会特別研究員DC1)
    「マインドフルネス瞑想の易実施性を促進する身体姿勢とは:ADHD傾向との関連」