森部豊『唐―東ユーラシアの大帝国』(中央公論新社、2023年3月) 投稿日: 2023年4月1日 投稿者: sekaishi 森部豊先生の新著が中公新書の一冊として刊行されました! (出版社の紹介文)618年、李淵(高祖)が隋末の争乱の中から、唐を建国。太宗、高宗の時代に突厥・高句麗を破り、最盛期を築く。武則天、玄宗の治世は国際色豊かな文化を生み、大帝国の偉容をほこった。安史の乱以降は宦官支配や政争により混乱し、遊牧勢力と流賊の反乱に圧され、907年に滅亡した。本書では、歴代皇帝の事績を軸に、対外戦争、経済、社会制度、宮廷内の権謀術数を活写。東ユーラシア帝国290年の興亡を巨細に描く。 中央公論新社の紹介ページ