ベルギーのワークショップで講演

講演中の森本准教授

2024年3月11日に、森本慶太准教授がベルギーのルーヴェン・カトリック大学(Katholieke Universiteit Leuven, KU Leuven)で開催されたKansai University and KU Leuven Joint Workshop on HistoriographyにてA Comparative History of Social Tourism: Cases from Switzerland and Japanと題する講演を行いました。今回の講演では、第二次世界大戦中から戦後にかけてのスイスで余暇・旅行の社会的普及を進める「ソーシャル・ツーリズム」が構想され、国際的にも影響を与えていく過程と、同時代の日本の状況を比較して論じました。

終了後の記念写真

ワークショップでは、関西大学から森本准教授と文学部アジア文化専修の藤田髙夫教授・副学長(中国古代史)が、ルーヴェン大学からAngela Schottenhammer教授(中国中世史・近世世界史)、Andreas Stynen准教授(文化史)が講演しました。ワークショップとその後の懇親会には関西大学の前田裕学長も参加し、ルーヴェン大学との学術交流を深める貴重な機会となりました。

ルーヴェン大学は関西大学の協定校のなかでも特に関係の密接な大学の一つで、2006年には学内に関西大学日本・EU研究センター(現・関西大学欧州センター)が開設されています。

今回のワークショップについては欧州センターのホームページの記事もご覧ください。

ルーヴェン市庁舎

ホテルの朝食会場にあったワッフルメーカー