高槻市の今城塚古墳の透視を開始したのが、2019年9月21日。この結果、1596年に起こった慶弔伏見地震に後円部の上部が崩れ落ちた痕跡を捉えることができました。2020年7月10日からは、高槻市の未盗掘の闘鶏山古墳の透視を行いました。
2020年の秋ごろから岡山市の造山古墳に注目し、管理元の岡山市教育委員会文化財課ならびに県下の関係各位との交渉の結果、ミュオグラフィ装置をこの造山古墳に設置することが可能となりました。そして、2021年4月24日に装置を造山古墳に運び込みました。装置導入の様子が下記の写真とビデオです。
この造山古墳の後円部は、いまだ内部構造が解明されていません。今回初めて非破壊の内部構造調査です。
角谷記 2021.5.6
造山古墳にミュオグラフィ装置を導入した時のビデオ
下記の写真をクリックするとYouTubeで見ることができます。