向山和子サイエンスアート「生きとし生けるものの讃歌」

珊瑚礁の平穏な、癒しの音楽が何処からか聞こえてくるような、静けさの中にも、遥かな宇宙からミュオンMuonはやって来ます。ミュオンは珊瑚礁の中で、反応して美しい光を放ち、「生きとし生けるものの讃歌」を表現しています。2017年夏にオーストリアの「The Great Barrier Reef]」へ行った経験から作画しました。

今までの絵画は、太陽光、白色光のもとで見ることが前提でありました。青色ダイオードの発明により、LEDは進歩しました。LEDのもとに照らされた絵画は様々に変化します。ルミアートは特殊な絵の具を用います。「ルミアート」とは、向山和子が命名しました。今回は「ミュオン」という新しい「光」に照らされた想像の世界を表現しています。
ミュオグラフィアート神戸拠点  向山和子記(2018.12関西大学博物館「ミュオグラフィアート展にて」)

☜画像をクリックするとYoutubeの動画を見ることができます。