教授

吹田 浩

Hiroshi Suita

e-mail

horus[at]kansai-u.ac.jp
※[at]は@に変更してください。

オフィスアワー

秋学期：月曜５限
※予めメールをして下さい。折り返し場所を連絡します。

専門分野

西洋古代史／エジプト学／文化財修復

自己紹介

エジプト学を勉強しています。日本では、エジプト考古学と混同されていますが、エジプト学とエジプト考古学は別物です。考古学は現地で発掘して、古代の社会を復元することを軸に研究します。エジプト学は、古代の文字を読解して、歴史、宗教、文化などの研究を行います。エジプト学とエジプト考古学は互いに密接に関連していますが、アプローチの方法が基本的に違います。私は、エジプトのサッカラというところで紀元前2360年頃にさかのぼるお墓の調査をしていますが、発掘はしていません。このお墓の修復をいろんな専門家と一緒にしており、私自身は象形文字を中心としたエジプト学から研究しています。

授業について

２回生から４回生まで「世界史専修ゼミ」という演習科目を担当しています。このゼミには、古代エジプト史、ギリシア史、ローマ史に関心のある学生が集まっています。演習科目ですから、学生は自分で関心のある分野の本や論文を読んで、問題点を整理して、クラスで発表します。他の学生の質問に答えて、発表は終わります。他に「古代エジプト語」という授業もあり、エジプト史に関心のある人にはいい勉強になります。また、「エジプト研究会」という学生中心の組織もあり、Twitterで活動内容を発信しています。

メッセージ

時間を無駄にしてはいけません。可能性を無駄にしてはいけません。いろいろ挑戦してください。うまくいくこともありますし、うまくいかないときもありますが、それが人生であり、どちらに転んでもいい勉強になります。