
教員紹介

助教
紺谷 由紀
Yuki Kontani
ykontani[at]kansai-u.ac.jp
※[at]は@に変更してください。
オフィスアワー
火曜4限
専門分野
西洋中世史/ビザンツ史
自己紹介
福井県敦賀市の出身です。ヨーロッパ世界の歴史や宗教に関心を抱きはじめたのは中学生の頃で、主に小説や映画がその出発点でした。そうした関心から東京大学に進学し、西洋史学を専攻するなかで、ビザンツ帝国における去勢者(宦官)という現在の研究テーマに出会いました。宦官と聞くと中国史のイメージが強いかもしれませんが、実は後期ローマ帝国やビザンツ帝国でも宮廷を中心に重要な役割を果たしていました。そうした意外性にも惹かれ、大学院では皇帝の名で発布された法律を分析対象とし、去勢などの理由で生殖不能となった男性たちを為政者がどのように扱っていたのかという点に注目しながら研究しました。そして、英国のカーディフ大学博士課程に留学し、2022年に博士号を取得した後、2026年4月より本学に着任しました。近年の研究成果としては、博士論文を基にした著書が挙げられます (Eunuchs and Castrated Men in the Byzantine Law and Society, 527-1056, Palgrave Macmillan, 2026)。現在はキリスト教の修道士としての去勢者の役割についても研究を進めています。
授業について
1年生向けの「知へのパスポート」、2年生向けの「世界史専修ゼミ」では、主に歴史学研究に取り組むための基礎的な知識・技能を段階的に身につけることを目指します。具体的には、時代や地域を問わず歴史の中のさまざまな題材を用いながら、研究テーマの探し方や文献調査の方法を学びます。また、口頭発表やレポート作成に必要な能力についても、基礎から修得していきます。
3・4年生向けの「世界史専修ゼミ」では、こうした基礎を踏まえてさらに専門性を高め、研究報告やそれをめぐる議論を通じて、各自の研究を学問的水準の高い卒業論文として結実させられるよう指導していきます。
メッセージ
どんな研究も1冊の読書からはじまります。図書館に足を運び、ゆっくりと本を探してみましょう。気になるタイトルがあれば、臆さず手に取ってみましょう。それが、学問的探求への思わぬ扉につながっているはずです。