3月16日(月)に開催を予定していました下記の報告会・シンポジウムについては、国内における最近の新型コロナウイルスの感染の発生状況を踏まえ、感染拡大の防止という観点から、開催を中止することといたしました。
中止に伴う対応の詳細は、改めてご連絡させていただきます。
関係各所へご連絡をいただいた皆様、ならびに参加を予定されていた皆様には、大変御迷惑をお掛けいたしますが、現在の状況を鑑み御理解のほど、よろしくお願いいたします。
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気候変動による暑熱環境の悪化が顕在化してきています。本研究では、 熱中症発症件数の低減 、暑熱環境の変化への適応を目的に、京阪神地域内の 約1千万人が暮らす 複数の自治体の協力のもと、過去5年分の熱中症救急搬送データの提供を受け、熱中症の予測モデルの構築、熱中症の地域的特性、ビッグデータを活用した熱中症リスクの評価、熱中症を低減するための地域共創拠点の形成などに取り組んでいます。
この度、1年間の研究成果をもとに、下記、要領にて、報告会(午前・研究者向け)と一般公開シンポジウム(午後・一般向け)を開催することとなりました。
皆様におかれましては、熱中症に対する意識啓発と理解促進の機会としていただくとともに、暑熱環境の悪化に対する適応推進の機運を高め、市民、企業、行政の皆様と共に社会的気運の醸成を図っていただきたく、積極的なご参加をお願い申し上げます。
日時
2020年3月16日(月) 9:30~16:00
場所
関西大学梅田キャンパス 8階 KANDAI Me RISEホール
http://www.kansai-u.ac.jp/umeda/access/
(〒530-0014 大阪府大阪市北区鶴野町1番5号)
講演内容
第1部)9:30〜12:25 研究成果報告会
2019年度 環境研究総合推進費 課題番号:1-1905
- ST1|「高齢化社会における暑熱環境の変化が循環器病に与える影響評価」
- ST2|「市民の暑熱環境に適応する行動への変容・支援と新たな社会基盤の未来戦略」
- ST3|「健康と環境の持続可能な地域共創拠点形成政策」
第2部)14:00〜16:00 一般公開シンポジウム
「熱中症を防ぐー1千万人の地域の 熱中症救急搬送データを基にしてー」
- 「熱中症救急搬送データによる熱中症の予測モデル」(西村 邦宏・国立循環器病研究センター)
- 「熱中症の地域特性」(尾崎 平・関西大学)
- 「ビッグデータを活用した熱中症リスクの評価」(山形 与志樹・国立環境研究所)
- 「暑さ対策に向けた地域共創拠点の試み」(北詰 恵一・関西大学)
対象
第1部は研究者向け、第2部は一般向けとなっておりますが、どなたでもご参加いただけます。
参加費
無料(要申込)
申込方法
申し込みフォームよりお申し込みください。
※現在は受け付けておりません
https://forms.gle/CU2qHxGA27csSbWi6
詳細チラシ(.pdf)
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お問い合わせ先
関西大学 環境都市工学部 教授 北詰恵一
MAIL : kitazume[at]kansai-u.ac.jp
*[at]を@に変えてください
備考
主催:関西大学
本成果報告・一般公開シンポジウムは(独)環境再生保全機構 2019年度 環境研究総合推進費 課題番号:1-1905 「気候変動の暑熱と高齢化社会の脆弱性に対する健康と環境の好循環の政策」(代表:関西大学・北詰 恵一)に基づくものです。