Q1 高校の「化学」、「物理」、「数学」は、全て必要ですか?

  A. 当学科で勉強するほとんどの科目は、3つとも全てが関わっています(具体例はこちら)。少なくとも、教科書レベルの基礎学力は身に付けておいて下さい。

Q2 「化学工学」という語、高校では聞いたことがありません・・・。

  A. 実験室で発見された物質を工場で大量生産する場合、化学だけではなく、「化学的生産のための工学」も同時に必要です。化学工学は、環境に優しく低コストで安全な大量生産を行うための実際的な学問とも言えます。詳しくは、学科紹介ページをご覧ください。

Q3 他大学にもエネルギー・環境系の学科がありますが、この学科の特徴は?

  A. 「化学工学」をベースに、エネルギー・環境問題を「工学的視点から現実的に」解決しようとする点が特徴です。エネルギーを極力使わず、廃棄物の発生を抑制しながら工場で生産するためには、実際的・総合的・俯瞰的なモノの見方が必要です。化学工学のこのような視点は、諸問題の現実解を探るための強力なツールです。

Q4 実験科目や実習科目は多いですか?

  A. 実験や製図、演習、ディスカッションなど、多くの実験・実習系の科目が当学科の必修科目や選択必修科目として設定されています。

Q5 女子学生の割合は?

  A. 年度にもよりますが、1学年約90人に対して、おおよそ15%です。

Q6 忙しい理系学科の一つ、クラブ活動は難しそうですが・・・。

  A. 課外活動をしながら優秀な学業成績を修めている学生も数多くいます。学業と両立できるかどうかは、やる気と努力次第です。

Q7 「エネルギー」や「環境」は漠然とした語ですが、どんな分野の研究ができますか?

  A. エネルギーの削減、二酸化炭素の排出抑制、大気汚染物質の除去、廃棄物の削減、資源のリサイクル、汚染水や汚染土壌の浄化、水環境の保全、環境負荷の低減など、様々なエネルギー・環境問題の解決に貢献できる研究が行われています。

Q8 大学院への進学率は?

  A. 平均すると、1学年約90人の30%強が進学します。給付型や貸与型の様々な奨学金も用意されています。

Q9 卒業後の就職先は、どんな業種・職種ですか?

  A. 化学工学は、「多種多様な工業分野に適用できる」のが特徴です。このことは、様々な分野で化学工学のニーズが存在することを意味しています。化学、エネルギー、鉄鋼、非鉄、機械、食品、化粧品、医薬品、廃棄物処理、リサイクルなど、幅広い分野で、研究者や技術者として活躍しています。

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