研究室活動

・研究室ミーティング
 環境デバイス物理研究室では、毎週1回全体ミーティングを行っています。ミーティングでは装置のトラブルや消耗品や薬品の管理・在庫状況などを報告し、研究室内での情報共有を行います。

・教科書ゼミ (物理学・応用物理学演習)
 研究室の学生は毎週1回、稲田グループと山本グループに分かれて物性物理学やデバイス物理学に関する教科書を輪読し、研究遂行に必要な物理的知識を身につけます。2021年度は、Foxの”Optical Properties of Solids”(稲田グループ)とPierreの”Semiconductor Device Fundamentals” (山本グループ)の輪読を行いました。英語で書かれた教科書を読み込むことで、研究論文を理解するために必要な英語力を養います。

・ゼミ実験 (物理・応用物理学基礎研究)
 3年次生は環境デバイス物理研究室に配属された後、秋学期に稲田グループ・山本グループ合同で実験ゼミを行います。2021年度は「光学測定の基礎」と「二次元半導体FETの作製と評価」の2つの実験を行いました。研究室の様々な装置を使って実際に実験を行うことで、基礎的な実験技術や薬品の扱い方を習得します。それぞれの実験テーマ終了後には研究発表を行い、プレゼンテーション能力の向上を目指します。

・中間報告会
 修士2年生と学部4年次生は、修士論文発表会と特別研究発表会に向けて中間報告会で研究の進捗状況をプレゼンします。中間報告会は、稲田グループと山本グループ合同で行います。

*上記以外にもセミナーや論文ゼミなど、稲田グループ、山本グループ独自のゼミを行っています。これらの活動は、主に第5実験棟4階の物理・応用物理学科共用研究室で行います。

物理・応用物理学科共用研究室(1)
物理・応用物理学科共用研究室(2)

学外活動

・学会参加
 学部4年次生や修士課程の学生は、国内外の学会に参加し研究発表を行います。環境デバイス物理研究室が定期的に参加している学会は、応用物理学会(国内)やアメリカ材料学会、アメリカ物理学会などです。その他にも、研究テーマに特化した国際学会に参加することもあります。学会に参加することで、最先端の研究動向についての情報収集を行うとともに、大勢のプロの研究者の前で発表を行うことでプレゼンテーション能力を養います。

・共同研究・研究交流
 必要に応じて、国内の他研究機関に出張し実験を行います。京都大学、大阪大学、東京大学、物質・材料研究機構などと共同研究を行っています。また、山本グループは関西学院大学の日比野研との研究交流会を行っています。