このページでは、私が研究の過程で、収集あるいは推計した交通関連統計と歴史 統計を掲載しております。研究その他、自由にお使い下さい(利用許可申請等は 不要です)。ただし、推計したデータはもちろん、収集したデータも、データベ ースとして入力し直し、一部明らかな誤植、異常値には修正を施したデータです。 データの扱いには万全を期したつもりですが、その点をご留意いただきたく存じ ます。本データを用いて生じた損害等については、全ての責任は利用者に帰しま す。

なお、推計値については、統計の推計方法等について、別途の論文に詳細な解説 がありますので、そちらを参照いただくようお願い申し上げます。

 ( 利用方法 ) 
データへのリンクをマウスで「右クリック」し、メニューから「リンクを名前を付けて保存」や「対象をファイルに保存」から、適当なディレクトリを指定して保存します。そのうえで、MS-Excel等の表計算ソフトで当該ファイルを開いてご利用下さい。

交通関連統計

ドイツの州別地域公共交通関連データ

データの解説

当コーナーのデータベースでは、宇都宮(2014)で分析に使用した1998年以降のドイツの公共交通関連統計の州別データ及び人口、域内総生産等基礎統計の州別データを提供するものである。 データの出所は、Verband Deutscher Verkehrsunternehmen, “VDV Statistik”の各年版及びびStatistisches Bundesamt, “Statistisches Jahrbuch”の各年版である。 収入については、2000年以前は原データはドイツマルク表示であるが、本データベースではユーロ換算後の値を掲載している。 なお、宇都宮(2014)の分析においては、欠測値は等比補完などを用いて分析を行っているが、本データベースでは空欄にしている。

[参考文献]
宇都宮浄人(2014)「ドイツの地域公共交通に関する実証分析-需要関数の推計と考察-」『交通学研究』第57巻65-72頁

データの解説

当コーナーのデータベースでは、宇都宮(2013)で分析に使用した1985年以降の日本の乗合バス輸送人員、乗合バス走行キロ、 鉄道乗車人員及び自動車保有車両数(乗用)の都道府県別データを提供するものである。データの出所は、国土交通省総合政策局監修『地域交通年報』 各年版(乗合バス輸送人員、鉄道乗車人員、自動車保有車両数)、国土交通省総合政策局『自動車輸送統計年報』(営業用バス走行キロ)である。 なお、宇都宮(2013)の分析においては、一部の誤りとみられる値を等比補完などを用いて修正しているが、本データベースでは空欄にしている。

[参考文献]
宇都宮浄人(2013)「地方圏の乗合バス需要に関する実証分析」『交通学研究』第56巻91-98頁

歴史統計

データの解説

当コーナーでは、宇都宮(2011)及び宇都宮(2013)において推計した1941年から 1952年度までの資金循環統計のうち金融資産負債残高表を提供するものである。 1949年から1952年は株式について時価ベースと簿価ベースの2種類推計している。 株式時価ベースのデータを用いると、1953年度以降は日本銀行公表の金融資産負 債残高表(68SNA ベース)と接続できるほか、1940年以前は藤野・寺西(2000) 推計の金融資産負債残高表と接続することができる。詳細は宇都宮(2011)、宇都宮(2013)を参照。

[参考文献]
・宇都宮浄人(2011)「戦後復興期の金融仲介構造に関する一考察-1949~52年度末の資金循環統計の推計」『金融研究』第30巻第1号
・宇都宮浄人(2013)「1940年代の金融仲介構造-1941~48年度末の資金循環統計の推計-」『金融経済研究』第35号
・藤野正三郎・寺西重郎(2000)『日本金融の数量分析』東洋経済新報社

調整後実質GDP推計値(1917~1936)

データの解説

当コーナーでは、宇都宮(2009)において、長期経済統計の個人消費データの再推計を行うことで得られた1917年から1936年まで日本の実質GDPとその内訳データの推計値を提供するものである。 推計の詳細は宇都宮(2009)を参照。

[参考文献]
宇都宮浄人(2009)「「個人消費支出からみた戦間期の景気変動: LTES個人消費支出の再推計」『金融研究』第28巻第1号